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北京で拘束されたアステラス製薬幹部の釈放が主なテーマになりそうです。秦剛外相は私もよく知っていますが「元祖戦狼外交官」でタフネゴシエーターです。日本政府として譲れないレッドラインをしっかり設けずに日中間の外交課題で安易な譲歩をすれば中国の”人質外交”を追認することにつながりかねません。
ただ釈放を求めるだけでは意味がありません。何を“武器”に釈放を達成するのか、それをどう対中外交のレバレッジにするのか。本質は“人質外交”なわけですから、求められるのは冷徹な判断とマキャベリズム。そもそも、林外相の訪中にずっと後ろ向きで実質拒絶してきた中国側が、邦人拘束直後の訪中を推進していること自体に、罠があると見るべきです。人質が返ってこないどころか、他にも色々持っていかれるというトラップにほかなりません。そして、中国外交にとってこれは目標ではなくボトムライン。

日本側の目標とボトムラインは?
「『スパイ活動に従事した疑い』とだけ説明」 (@@。
ざっと拾っただけでも中国による日本人の拘束は枚挙に暇がありません。
6年の景気を終えて帰国した女性に関する読売オンラインの記事に「罪名や起訴内容は明らかになっていないが」とありますが、刑期を終えた後まで何が原因だったか本人にさえ分からないのが中国当局による拘束の実情と仄聞します。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210812-OYT1T50186/
朝日新聞デジタルに「温泉開発の調査をしていた50歳代の日本人男性」が「懲役5年6カ月と財産3万元(約48万円)没収の判決」を受けた記事がありますが、この調査は現地の事業者から頼まれて同地を訪れて行ったもので、温泉を見つける普通の手順で地下の爆破探査をやっていたらいきなり逮捕起訴されたと聞き及びます。
https://www.asahi.com/articles/ASM5N6253M5NUHBI02H.html
中国の裁判は非公開とのことで、拘束されたが最後、劣悪な環境の中で何が何やらわからぬまま弁護もままならず取り調べが行われ、判決が言い渡されることになるようです。
官憲が国家権力を行使して逮捕する場合、何が原因で誰をいつどのように拘束するかを明らかにするのは人権を守るため必須の要件です。それがはっきりしなければ、その本質は北朝鮮による日本人拉致事件と変わりません。
「スパイ容疑」といた内容不詳の理由で中国に拘束されている日本人は今回のアステラス製薬社員以外にも多いはず。国民の生命財産を守るのは政府の義務で「邦人拘束など山積する懸案に対し、日本の立場を直接伝達」する程度で済む事案では無いように感じます。難しい局面を引き継ぐ形で幾つかの大臣を歴任して役割を果たされた森外相です。何としても救う、取り戻すという気概を持って臨んで頂きたく思います。とはいえ、中国が日本との外交交渉を有利に進めるカードとして被拘束者を作っているなら、解決は容易なことではないでしょうけどね・・・ (・_・)/~~~フレ!
この中国の李強首相は相当にデキル人だと見られています。中国のユダヤ人とも言われ、経済政策は必ず成功させる手腕の持ち主と評価されています。ゼロコロナ政策の撤廃も成功させました。今回も、格下の外相と会うとは、相当な勇気がないとできません。林外相は父親が田中派で日中議員連盟の会長だった関係で親中派とみられていることも、影響しているのでしょう。
林芳正さんの政治家としての正念場です。
国際的に非難されるべき不当な拘束や不透明な司法プロセスを維持し続ける強権国家とまともな交渉は難しい。日本にはこれといった交渉における中国に対峙し有利にするための武器もない。
つまり、手ぶらである。お土産を持って行く必要が出てくる。
以前であれば経済支援だったが、いまや大国中国なので、そういう関係でもない。
普通に考えると、台湾有事の際の静観であったり、沈黙を求められるくらい流れだ。
【国際】中国は中国共産党が国家を領導するため、秦剛外相との会談だけではほとんど意味がない。予定されている日程の中では李強首相(中国共産党中央政治局常務委員)と王毅中国共産党中央政治局員との会談がより重要。ただ、孔鉉佑前駐日大使離任の際に岸田総理が面会を断った件があるので、ハイレベルの交渉を設定できるかはなかなか難しいかもしれない。先日アステラス製薬の邦人幹部が拘束された件についても議題になることが必至。
アステラス製薬株式会社(アステラスせいやく、英語:Astellas Pharma Inc.)は、日本の製薬会社である。2005年4月1日に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し発足した。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
4.04 兆円

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