[ワシントン 13日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は、日産自動車<7201.T>やテスラ・モーターズ<TSLA.O>、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>などに対抗し、数百人体制で電気自動車(EV)の開発に取り組んでいる。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が13日、関係筋の話として報じた。
報道によると、この開発プロジェクトは「タイタン」と呼ばれ、自動車のデザインはミニバンのような形をしているという。
[ワシントン 13日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は、日産自動車<7201.T>やテスラ・モーターズ<TSLA.O>、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>などに対抗し、数百人体制で電気自動車(EV)の開発に取り組んでいる。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が13日、関係筋の話として報じた。
報道によると、この開発プロジェクトは「タイタン」と呼ばれ、自動車のデザインはミニバンのような形をしているという。
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先週もAppleが自動運転開発という報道あった。ただずっと噂されて出てないiTVとかと同じだと思う、というかそれ以上に繋がりが見えない。
電子機器と自動車の違いは、極端に言えば二つだと思い、命が関わるか(安全性の重要性)と可動部があるか(摺り合わせの重要性)。そして、これらが品質管理などにも影響を与え、プロダクトサイクルとしても一つのモデルでも数年、基礎技術から言えば10年単位のものと、数年で状況が変わる電子機器とは異なる世界。ティム・クックはサプライチェーンの専門家、自動車のサプライチェーンがどれだけ複雑かも知ってる。またGoogleと違い、情報ではなくハードを手がけて新しい体験をもたらすことが戦略のコア。これらから考えてくと、昨今の報道を、自分はどうにも本気で信じることができない。
〈追記〉日本の電子機器が強かったのはアナログ時代。例えばビデオやCDはモーターが必須で、かつそれを持ち歩く場合はその精度と耐久性のバランスが難しい、つまり摺り合わせ。今は携帯などに音楽や画像は取られ、入ってるモーターの数も少ない(そしてそこはアルプス電気など競争力ある)。
EV化する中でも、可動部の有無は摺り合わせの必要性に繋がる。そして自動車ほど部品点数と安全性が求められてるものは、その難度も高い。簡単に「自動車のPC化」などで表される現象ではなく、AppleやGoogleを神格化した議論はあまりに表面的だと思う(もちろんAppleのiPhoneとかから伺える製造技術への知見の深さは前提としても)。〈追記終〉
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