【さらば石油】燃料すら生み出す「発酵テック」がすごい
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今、「発酵テクノロジー」に投資が殺到している。という話題を編集部でも特集しましたが、UCバークレーの教授兼ナスダック上場のAmyrisを立ち上げた「魔術師」は、化石燃料を発酵の力で置き換えようとしています。課題はやはりコストですが、これから注目の分野。ぜひ御覧ください。
また、教授が言及している日本のスパイバーについては、デューデリだん!でも取り上げていますので、合わせてチェックいただければと思います。
今、「発酵テクノロジー」に投資が殺到している
https://newspicks.com/book/3609/article/8178522
【ブランド殺到】謎素材で世界最注目の「スパイバー」って何者?
https://newspicks.com/live-movie/2377
微生物(特に酵母)は代謝サイクルも増殖スピードも速いので特定の物質を早くたくさん作りたいときにラボベースではよく用いられますよね。
世界に誇れる発酵文化の歴史があるにもかかわらず日本では食品の領域でしか発酵の話を聞かないのが、日本人の食へのこだわりの強さを表してるなと思いました(笑)
コストダウンが課題とありましたが、これは既存産業vs新規事業という軸の問題のような気がしました。また、逆に石油の採掘コストが安すぎて驚きました。石油依存から抜けられないのは(汎用性が高いことも含め)コスパが良すぎるからなんだなと実感しました。微生物からエネルギーを取り出すことで新しい燃料源を生み出すとは面白い!!
ただ開発コストが高く、石油と同等の価格に落とし込むのがまだ難しい
&石油会社に課税が無いことで、価格差が埋まらない
多額の事業投資をして環境に良いビジネスをしている人たちが報われないっておかしい。
「脱炭素化社会」への第一歩として優先的に取り組むべきことはこういった部分に力を注ぐことではないかと感じました。