天候にあわせたクーポン配信で前年比売上10倍の商品も--1日2000万人が来店する「セブン-イレブン」のアプリマーケ戦略とは?
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注目のコメント
天気と商品の売れ行きは密接に関係していますからね。気象データに裏打ちされた消費者の生理的な「なんかあれ食べたい・飲みたい気分」をきちんと見通すことができれば、それに合わせて商品を仕入れて、廃棄ロスを減らせます。こういう取り組みが広がっていくといいですね。
気象をビジネスに生かそうという機運が生まれて長いのですが、どうにもピンとこないのはやはり気象の予報期間の短さのためです。明日の天気や気温であればまだ精度は高いのですが、一週間先となるともう怪しい、一か月先なんて占いレベル、といったところです。
これをビジネスに生かすといっても、10日先の天気さえ分からないのでは衣替えの時期すら分からず、自販機のホットとアイスの切り替えも分からず、活用できる場面が少ないように思われていました。
そういう意味では生鮮食料品とは(ともに数日間しか新鮮さが保てないという意味で)相性がよく、天気や気温の予報に合わせて今晩のおすすめレシピが出てきたり、売り場づくりをおすすめレシピに合わせたりとやれることは多く、この辺りは膨大な売り上げデータを持つセブンイレブンならではの強みということができそうです。