文字起こしアプリ「Notta」日本市場に懸ける中国の連続起業家
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自動文字起こしや自動翻訳は、会話内容を、そのサービスの提供者のサーバー上に一時的にとは言え置くということ。
そうなると、シビアに考えれば、機密事項を話せない。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
特に書き起こしが必要なお仕事の方(ライターさんなど)で、Nottaを使っているよという声を、最近よく耳にするようになりました。
HPを拝見すると、「言語に合わせて最適なAI音声認識エンジンを用いて文字起こしを実現」と書いてあるので、いくつかのAIモデルを組み合わせて提供しているのでしょうか。
音声認識AIというと、最近ではOpenAIの”whisper”もよく使われている印象です。
学習セットの65%は英語のspeech recognitionですが、実は日本語もエラー率が低く(対応している99言語中、6番目の誤認率の低さ)、日本語ベースのサービス開発でも十分に活用できるモデルとなりそうです。
https://cdn.openai.com/papers/whisper.pdf文字起こしツールの「Notta」、日本のApp Storeでも
MS Officeと並びTop10入り(※)など普及拡大中
ですが、実はシェア自転車大手Mobikeの共同創業者
による連続起業だ、というストーリー
(※ 効率化ジャンル)
中国のネット業界がここ進年で急速に成熟・寡占化を
経験してきた中、中国の”地の利”を活かしながら、
世界に活路を見出し成功する例が増えてきています
・熾烈な競争下を戦った連続起業家/チームの経験
・『世界の工場』として培われたサプライチェーン
and/or 『世界のデジタル工場』とも言える
エンジニアリソースと知能化/DX化のノウハウ
(cf. 両方を具備するのがSHEIN / TEMU)
→ Sequoiaも"Long China"から"Long Chinese"へ
(中国投資だけでなく華人起業家への投資に拡大)
そして、本記事の最後には日本のメディアにしては
かなり踏み込んだスタンスが取られていることに
驚かされます
>「経済安全保障などを理由に、中国発のネット
> サービスを画一的に否定してしまっては、
> 日本の産業界の活性化は望み薄だろう」
ただ、もっと言うと、そもそも本件のような
「中国に起源を持つ華人企業」(海外のみで事業展開
or 創業者が海外移住し多くの機能は海外に保有)
は「中国発のネットサービス」と呼ぶことすら、本来は
適切ではないのではないかもしれません
いずれにしろ、今後は、中国のベンチャー業界は以下の
2つの方向性に大きく分化することでしょう
・中国に起源持つ/地の利を活かした「華人企業」による
グローバル事業(toC)
-ネット系サービス
・相対的に未成熟で白地が大きく、産業政策に沿う中国
国内産業のupgrade/DX化(toB/toG)
-製造業(高度化・カーボンニュートラル等)、
ヘルスケア、消費財、モビリティ
(お知らせ/おことわり)
当方がPKSHA SPARX Algorithm Fundを通じて投資をしている先になります🤲notta使ってます。よくできてるんですよね。シリアルアントレプレナーとは知りませんでした。
こういう本当に「便利」なプロダクトって、人類を進化させてるなぁと思います。