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1979年の米台断行以降、台湾の正副総統、行政院長、外交部長、国防部長はワシントンに立ち入れないという不文律があり、歴代の総統はワシントン以外の都市をトランジット名目で訪れて来ました。
これを台湾では「過境外交」(トランジット外交)と呼んでいます。
しかし他国への訪問途中に限られ、滞在は24時間以内、ホテル宿泊以外の行程は認められないなど、中国との関係に配慮したものでした。

前回2019年の蔡英文総統の歴訪は最も行動制限が緩められた歴訪で、初めてニューヨークを訪れただけでなく、コロンビア大学での講演も行い、滞在日数は4日に及びました。

今回も同程度の自由度が認められる見通しで、中国に配慮しながらも関係は強化していくという米台の思惑が見て取れます。
同日には、国民党の馬英九元総統が、中国の南京を訪問して、孫文陵や南京大虐殺紀念館を訪れていますが、何といっても現在は無役であり、中国政府の要人との会談もなく、鳩山由紀夫元首相がロシアを訪問するのと同じ程度のインパクトしかありません。

かつて北京オリンピックの前に聖火リレーが長野県を走った時に、沿道ではチベット問題を訴えようとする人々と、それを圧倒しようとする中国政府支持派がにらみ合ってけが人や逮捕者が出ましたが、こういう時は必ず中国大使館からの指示で中国人留学生らが動員されます。
 今回も、ホテル前で中国国歌を歌ったりしながら、蔡英文総統を「漢奸」呼ばわりしている中国人らは、動員されている留学生などでしょう。パスポートの更新などがかかっているため、好むと好まざるとにかかわらず、動員されざるをえません。

“中国が日当200ドルで動員” 台湾総統への抗議 米宿泊先で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230330/k10014024491000.html

https://twitter.com/pierrewang2/status/1641301712475676672
中国への配慮など不要だと思う。彼らは配慮すれば図に乗る、気に入らないことがあると威丈高に批判する。ただそれだけのことです。西側がすべきことは国力を増強することと軍事力に金を惜しまないこと。甘く見られないことです。
台湾の総統選に向けてのパフォーマンスでもあり、中国に対するメッセージングでもあり、アメリカ国内に向けてのアピールでもあり…。各方面に波紋が広がるが、それが蔡英文の狙いでもあるところがさすが。
「立ち寄りは非公式なものだ」
アメリカは台湾を支持しているにもかからず、台湾を突き放すような一言、。
中国からの反発を避けようとする思いはわかりますが、自国の保身のための
一言であるようにもうかがえます。

台湾有事が起きないようにするためには、双方での話し合いがやはり不可欠。
お互いにバチバチし合ったままでは何も解決しないと思います。
【国際】蔡英文総統が訪米すること自体に異論はないけれども、ホワイトハウスや国務省といった政府関係者と接触することは不必要に中国を刺激することになると思う。アメリカと中国の間には国交があり、1972年の米中国交正常化、1979年の国交樹立にあたっては台湾を中国の領土と認めている。この原則に従うのであれば、アメリカ政府として台湾政府(正確には中華民国政府)と接触することは、主権国家間の約束事を破ることになる。

一方で、アメリカ連邦議会としては1979年に台湾関係法を制定しており、同法では1979年以前の米台関係の維持と、台湾を他国の国家・政府と同レベルに扱うことを規定している。この点を考えると連邦議会関係者が蔡英文総統と接触することは問題ないはずである。したがって、連邦議会関係者が接触することで中国をけん制しておくのが比較的マシな対応であると思う。
中国が強く反発?牽制している案件。
中米を訪問する台湾の蔡英文総統が、経由地のアメリカ・ニューヨークに到着しているそうです。これについてホワイトハウスの高官は「立ち寄りは非公式なものだ」と。