富山の店舗スタッフが東京よりも100万円以上売り上げた!「令和のカリスマ店員」が地方から生まれる可能性
コメント
注目のコメント
こちら、執筆協力させていただいた、「スタッフスタート」を展開するバニッシュ・スタンダードの小野里寧晃代表取締役CEOの初著書『リアル店舗を救うのは誰か』(日経BP社刊)の抜粋記事です。
OMO(オンラインとオフラインの融合)を実現し、LTVが高い顧客を醸成したり、新規顧客を獲得するには、ファッションビジネスで圧倒的に人員数の多いリアル店舗のスタッフをエンパワーメントすることが一番の施策になります。ECとリアル店舗を含めた企業やブランド全体の売上高や利益を伸ばすとともに、店舗スタッフの富と名誉(収入やプライド、モチベーション)を向上させる支援サービスが「スタッフスタート」です。
地方の店舗のほうが、都心店舗などに比べて来店客数が少ない店舗が多いので、その分、SNSに投稿するコンテンツ(コーディネート画像やテキストなど)を作る機会が多くもてるという面もありますし、オンラインを活用することで立地の制限を超えて活躍するチャンスが広がることを証明しているようなデータに、気付かされることもたくさんありました。
大前研一さんやビームス設楽社長との対談や、企業や販売員のケーススタディ、そして、小野里社長のヤンチャな過去や、サービス創設に込めた思いなども読みごたえがありますので、書籍もぜひご覧になっていただければ幸いです。地方ゆえの評判と言うのはどの分野でもあり得る話です。都市圏に行けば人や店がごった返す訳ですが、競争する人口がそもそも少ないので、ある種目立ちやすく寡占しやすいです。
室蘭にいた時は、特定の分野で色々活動してましたが、「室蘭の〜」と言う覚え方をしてもらってたので、割と印象に残せた気がします。室蘭は大学が一つですし、東京ほどとんがってる人材の絶対数も少ないので、地方の特性を活かせた気がします。
それを商業活動に活かすとなるとまた別の話ではあるとは思いますが、地方特有の認知に関するメリットは多分にあるかと思います。