[ロンドン 27日 ロイター] - 米格付け会社S&Pグローバル・レーティングのソブリン担当アナリストは27日、足元の銀行不安で欧州をはじめ世界的に信用状況が引き締まっていると指摘した。

報道関係者とのラウンドテーブル取材会で述べた。中央銀行による予想以上の利上げが引き続きソブリン格付けの主要リスクだとの認識も示した。

フランスで社会不安の原因となっている年金改革については「フランスの人口動態を考えれば分別のある」措置に見えるとし「最終的には格付けにプラスになる可能性がある」と述べた。