【4月施行】デジタル給与払い解禁、どんな業種で広がっていく? メリット・デメリットを解説
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先日PayPayさんがデジタル給与払いのスキームに参画するとのニュースもあり、いよいよスタートする訳ですが、私もこの仕組みが広く市民権を得る(認知、利用ともに)にはしばらく時間がかかると見ています。
その要因は、企業側、利用者(個人)側のメリデメの浸透もありますが、現時点で給与支払い口座を複数指定できる企業が少ない(国内の大半を締める中小企業においては、現時点で給与支払い口座を複数指定できる企業が特に少ない(基本的に一口座のみ))というのが一番のハードルになりそうだなということ。
企業側がこの業務オペレーションを構築(追加)する費用対効果をどう考えるか次第ですかね。勿論、利用者としての従業員ニーズも変数として絡んでくるので尚更予測としては難しいですが。まずは上限100万円までなので、アルバイトの若者から浸透するでしょう。彼らにとって給与(バイト代)は、デジタル払いのものをアプリで受け取るという形になります。時の経過とともに給与のデジタル払いがデフォルトになる層がフルタイムで働く社会人になり、社会のデフォルトがデジタル払いという流れができる、と予想します。