日銀短観の民間予測 “大企業製造業 5期連続悪化” 見方強まる

コメント

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• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2023年03月28日

  資源高と円安は小康状態ですが値上がりがボディーブローのように効きますし、コロナ禍からのリベンジ需要も一段落、モノの需要の世界的な低迷がありますから景況感の悪化は避け難いというのはほぼ共通した見方でしょう。足元だけでなく、先行きも若干悪化しそうな気がします。
  昨日の通り道で立ち寄った千鳥ヶ淵の桜もそうでしたが、最近、どこにいっても外国人が圧倒的に多い感じが戻っており、地元客主体の我が家の近所の人気レストランはどこも予約なしで入れない状態です。外食も旅行も内外客とも強く、非製造業は個人向けサービス中心に景況感は良さそうに思います。ただ、もともと期待されていたところなので、前回対比でみると「1ポイント上回る小幅な改善」となるのでしょう。
  その結果、全規模・全産業で見ると前回調査を幾分下回りそうな気がします。

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年03月28日

  製造業は昨年秋から半導体や機械サイクルが下方トレンドに入ってますから、それを反映した見方と言えるでしょう。
  対して非製造業はサービス消費の回復で比較的好調なので、コロナ後とは真逆の逆K字型回復局面と言えるでしょう。
• 竹内 慎也

  株式会社rad 代表取締役

  ・2023年03月28日

  景気をみるうえで特に注目される大企業・製造業の景気判断を示す指数は、13社すべてが前回12月の調査から悪化すると予測