日立建機やコマツ、中国を輸出拠点に 国外向け生産強化
日本経済新聞
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鴻海ですら、製造拠点をインドなど他国に移動しようとしている中で、今後のトレンドをいかに読むかですね。
(以下、記事中からの引用)
日本の建設機械大手で中国を汎用品の輸出拠点に転換する動きが広がっている。日立建機は東南アジアや欧州向けの輸出規模を拡大。コマツも生産能力を削減しながら輸出を拡大している。中国は現地需要が低迷するものの、部品調達のしやすさや人件費の面で生産拠点としてなお優位性がある。余剰能力を活用して供給網を再構築する。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
今後もfrom China to Globalの流れは加速しますね。
中国政府も双循環政策を中心に中国ブランドの品質向上や高付加価値化を図り、中国ブランドの世界展開もさらに加速。
その意味で、中国ブランドや中国ビジネスの日本市場参入にも注視が必要であり、日本を含む世界市場で競争も激化していきます。「コマツも生産能力を削減しながら輸出を拡大している。」
生産能力拡大+輸出拡大 →わかる
生産能力削減+輸出縮小 →わかる
生産能力削減+輸出拡大 →???(わかりづらい)
生産能力削減と輸出拡大の両方を進めるところに、中国現地法人の難しさが現れているように感じる。
イメージ的には、人件費の面では数量のあるローエンド製品はより人件費の安い地域(東南アジア等)に移管、中国は品質面ではミドルエンド製品を安定して生産でき、サプライヤーの部品供給能力や品質もあるので、部品供給や一部組立を含めたのを、輸出拡大という表現にしているのか。
建機業界は分かりませんが(^_^;)