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イランが「対抗措置」警告=米空爆の死者19人に―シリア

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    シリアに駐留するイラン系勢力(イラン革命防衛隊およびレバノンやイラクから来た革命防衛隊傘下の武装勢力)に対しては、イスラエル軍が頻繁に空爆を行っています。月に2、3回程度です。
     米軍も空爆することはありますが、半年に1回程度です。
     米軍は、シリアのクルド人勢力支援とイスラーム国残党掃討のためにシリア北東部に駐留していて、イラン革命防衛隊は、この米軍を排除したがっています。 

    3月23日 イラン系勢力のドローンが米軍を空爆、1名死亡6  
        名負傷
    同日   米軍がイラン系勢力に対して報復の空爆
    3月24日 イラン系勢力が米軍にロケット弾10発を撃ち込  
         む。死傷者なし。
    同日   米軍がイラン系勢力に対して報復の空爆

    シリアは、2011年以来内戦が続き、アサド政権軍およびクルド人勢力やイスラーム国を含めた多数の武装勢力、ロシア軍、米軍、イラン系勢力などが入り乱れて複雑な状況が続いてきました。
     しかし、サウディアラビアやトルコがアサド政権の勝利でまとめようとしており、米国とイスラエルは、シリアでの地歩をおびやかされています。これは、イランとロシアにとって望ましい変化です。
     そこに付け込んでイラン系勢力は米軍に圧力をかけています。
     米軍は戦闘で負けはしませんが、四面楚歌となり、このままではクルド人勢力を見捨てて撤退するしかなくなります。

    サウジとシリア、約10年ぶり大使館再開へ イランとの正常化合意受け
    https://newspicks.com/news/8259359?ref=user_1125005


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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    シリアにいる米軍とイラン系のシーア派民兵勢力の間で緊張が高まっています。イランがこの米軍の攻撃に対してさらに攻撃を加えれば、米軍はさらに激しく報復行動を行うでしょう。
     米国は今もシリアに900名程度米兵を駐留させ、対イスラム国(IS)作戦に従事させています。名目は対IS作戦ですが、それ以外にも、イランが過剰に影響力を拡大させないために牽制する役割も担っています。
     イランはシリア政府(アサド政権)の要請を受けて革命防衛隊の部隊をシリアに送り、シーア派の民兵組織を統率してアサド政権軍を支援しています。イランはシリア政府の正式な要請の下でシリアにプレゼンスを築いていますが、米軍はシリアの土地を不法占拠していると主張しており、イラクでもそうですが、シリアから米軍を追い出すために時折ロケット弾を撃ち込んだり、ドローン攻撃を行ってきました。
     2021年1月以降、イラン系武装勢力はシリアの米軍拠点に対して78回もそうした攻撃を仕掛けていたとのことですが、そうした攻撃のほとんどは米軍の防空システムにより撃墜されたり、米兵に被害が及ばないエリアに着弾するなどして、人的被害が発生しないことがほとんどです。
     バイデン政権になってから米軍が報復攻撃を行ったのは今回で4回目ですが、今回は米軍と契約するコントラクター(おそらく民間軍事会社の社員)が殺害されたため、すぐさま報復攻撃を行ったという流れです。
     ただ、イランとサウジが国交回復して中東に「米国抜き」の新しい流れが生まれる中で、米国はイランの脅威を強調してアラブ勢に対して中国主導のイランとの和解に一気に進まないようにブレーキをかけたいはずですので、さらにイラン系勢力に対する攻撃をエスカレートさせてくる可能性もないとは言えません。注意して状況を追っていきたいと思います。


  • 投資業 役員

    イスラム国打倒の目的であったにせよ、いまだに駐留しているアメリカ軍も(介入他国と同様に)介入プロセスはじめ国際法上多分に疑義のある駐留です。介入当初から国連承認、安保理決議も無いためフランスやイギリス、ドイツなども空爆には参加しませんでした。アメリカの外交政策がまた失敗に終わらないよう、同盟国国民の一人として願うばかりです。


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