2023/3/26

【バチェラー直伝】コミュニケーションは「振り幅」が命

NewsPicks編集部
人間であれば、誰でも一度は悩んだであろう「伝え方」に関する悩みを、実践知をベースに解決してくれると話題の『超完璧な伝え方』(ダイヤモンド社)
著者の黄皓氏は、婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』『バチェラー・ジャパン』に参加するなど、恋愛バラエティの王者として知られている。
後編では、黄氏が経験した「伝え方の失敗」を事例に挙げながら、私たちが今日から実践できる「超完璧な伝え方」の習得方法を解説してもらった。
INDEX
  • 伝え方の落とし穴
  • 失敗の数だけ伝え上手になる
  • 伝える力は人生を豊かにする
  • 個別最適と全体最適の狭間で

伝え方の落とし穴

── 前編では、伝え方を強化するには「自分を俯瞰的にみる想像力」が必要というお話がありました。
 自分の伝え方が他人の目にどう映るかを認識しなければ、「超完璧な伝え方」を習得することはできません。コミュニケーションに絶対解は存在せず、常に人と比較されるため、自分の勝ち筋を見つけなければいけないからです。
自分を俯瞰することの重要性を痛感したのは、私が参加していた『バチェロレッテ・ジャパン』の放送を見てからです。
番組の中で、私は萌子さんに精いっぱい、自分の思いを伝えているつもりでした。この「つもり」というのが、伝え方の落とし穴です。