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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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「賃金は時間あたりなら直近10年間で12%増えている」としても、円の実力(≒実質実効為替相場)はこの10年で3割近く下がっています。20年前と較べれはほぼ半分。日本の賃金がシンガポール、香港はおろか韓国、台湾に抜かれ、中国の主要都市やインドのバンガロールにさえ抜かれかねない状況に陥った所以です。時間当たり賃金も、世界の主要国の中で相対的に見て、大きく下がっているんじゃないのかな (・・?
金融緩和と財政支出で短期的な需要を作って余剰な生産力を活用し、足りない分は輸入して、一時的に景気を良くすることはできるでしょうが、日本が衰退を続ける本質的な要因を改善することは難しそうな気がします。「働き手の能力を高める取り組みや設備投資など肝心の付加価値の増大につながる取り組み」にこそ目を向けるべき局面に我が国は立っていて、財政支出にそうした役割を担わすことも出来ますが、今のばら撒きぶりを見ていると、需要を先食いするばかりでそうした方向に向かう期待が持てません。
世界の動きに負けぬよう創意と工夫を凝らす、寝食忘れて我武者羅に頑張る、自分にも周囲にも自立を求める、という高度経済成長時代の風潮が良くも悪しくも日本から消えたように見え、戦後の貧しい時代に生を受け、日本の古き良き時代を生きた化石世代のオッサンは、若手壮年の皆さんが生きるだろう未来の日本の姿が心配です。人生も終わりに近づいて、その時代を目にすることはないだろうオジンの余計なお節介かもしれませんけれど (^^;
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常用雇用増加や働き方の多様化が進む局面での一人当り実質賃金低下に左右されること無く、時間当たり賃金やマクロで見た総賃金を持続的に増加させ家計全体の購買力を高めためにも、これまで通り積極的な金融緩和は続ける一方で、効果的な財政支出の拡大によりマクロ安定化政策をより強化すべきでしょう。
とにかく、付加価値を増大させねば。