[埼玉 24日 ロイター] - フィギュアスケートの世界選手権は24日、埼玉県で女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)で首位だった坂本花織が日本勢で初の2連覇を果たした。

同会場で行われた2019年大会で、SP2位につけたものの5位に終わるという悔しい思いを経験している坂本。今フリーでは2位の145.37点をマークし、合計224.61点で優勝した。女子で世界選手権連覇を達成したのは16年と17年に優勝したロシア出身のエフゲニア・メドベージェワ以来の快挙となる。

坂本は優勝後のインタビューで、「こんなにもたくさんの人が応援してくれているんだというのをすごく感じた。最初は舞い上がって緊張したが、それがだんだんと力になった。本当にありがとうございました」と観客への感謝の言葉を口にした。

SP2位の李海仁(韓国)がフリーでトップに立ち、合計220.94点で銀メダル。三原舞依は205.70点で5位、渡辺倫果は192.81点で10位だった。