パスポートのオンライン申請、27日から 外務省、17年ぶり再開
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行政の対面窓口業務は基本的にすべてオンラインにシフトしていったほうがいいと思います。
生活者目線はもちろん、受け入れ側の手書き対応などのオペレーションも手間がかかるからです。
ETCやPayPayを普及させていったように、どんどん、オンライン・データ管理をデジタル庁などが中心にしていくと、効率かつ生産性が高い社会が作れるとおもっています。17年ぶりに再開というが、2003年に「オンライン申請」と言っていたのは、いまなら「パソコンを活用した遠隔申請」とでもいうべきほとんどアナログな申請方式で、はっきりいえば窓口に行くより手間がかかるレベルのものでした。
実質的には、オンライン申請を今回新規に始める、というべきものです。マイナンバーカードがここまで普及してくると、もはやオンライン以外のやり方でパスポートの申請をする人の方が珍しくなるでしょう。マイナンバーカード制度を敵視してきた人たちの居場所は、これからの日本ではどんどんなくなります。色々ありましたが、ようやくデジタル先進国エストニアの背中が見えてきました。いいですね。昨年うっかりパスポート更新を忘れてしまい、新規で新たに作成したんですが、申請時と受け取り時の計2回都道府県の設置した窓口に平日の日中に行く必要がありました。
しかも新規作成の場合は、戸籍のある自治体から自分で戸籍謄本を取り寄せて持っていく必要があり、そのあたりマイナンバーカードを用いてスムーズに解消してほしいと思ったものです。
一方でパスポートの更新って、5年ないし10年に1回程度ですし、全ての人が必要というわけではないと思うので、2004年のように多額の税金を投入して全く使われないみたいな状況は避けていただけたらと思います。
オンライン申請の利用者を増やして、現状のパスポートセンターにかけている経費を削減するくらいになればいいなと思います。
