[24日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイント利上げに踏み切ったことについて、疑念はなかったという認識を示した。

バーキン総裁はCNNのウェブサイトに掲載されたインタビューで「インフレは高い。需要は後退していないようだ。利上げの根拠は極めて明確だった」と語った。

銀行セクターを巡るストレスについては、「身を引き、状況をさらに見極める必要があると感じるほどのストレスが起きているかどうか」が自身にとって焦点で、FOMCが開催された段階では「状況は非常に安定化しているように感じられ、われわれが望むような金融政策を運営する条件は整っていた」とし、さほど懸念していない考えを示した。

その上で、目標の2%をはるかに超えて推移しているインフレ引き下げに引き続き重点を置くとし、「われわれに期待されていることはインフレ抑制で、われわれはその責務を負っている」と強調した。