「空飛ぶクルマ」実用化へ 運用の基本的な考え方の案まとめる
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「飛行空域」の概念を、しっかりと定めることが鍵でしょうね。
実際、クルマでも「道路」があるので、そこを走れるわけですから。
つまり、「空の見えない道路」です。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
ぜひ自動車での自動運転からの学びをうまく活用してもらいたい。
この手の新たな生活インフラを立ち上げていくにあたり、技術だけでなく、法整備や非利用者も含めたステークホルダの受容性向上への働きかけ、マネタイズのためのビジネスモデルづくり、有利に国際標準をリードるすためのロビーイングなど、工夫の余地は大きい。
実は自動車の自動運転では、技術以外の取り組みがやや後手に回った感もある。
「使えるもの」ではなく、「使いたいもの」「手がけたいもの」にできるよう、多面的な視点が大切。
そこは地上だろうが上空だろうが関係なく、抽象化することで示唆が多くあるはずである。「使用事例としては、都市内や都市間の移動、離島や山間部を結ぶ路線のほか、災害発生時の搬送などを挙げています」 (@@。
国交省の「『空飛ぶクルマ』の試験飛行等に係る航空法の適用関係のガイドライン」の冒頭に「将来の”空飛ぶクルマ事業者”として、開発スケジュールを優先することなく、試験飛行等であっても何よりもまず安全を優先させた計画を立てること」とありますね。自由で柔軟で迅速な開発と運用は難しそう。
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001472777.pdf
安全重視は当然と言えば当然で異論を唱える人は無いのでしょうが、冒頭の使用事例とガイドラインから察するところ、空飛ぶクルマは自家用車たりうる今の普通のクルマと違い、飽くまで飛行機の範疇で規制されることになりそうな予感がします。
一昨日、たまたま電動キックボードに乗ってみましたが、バックミラーと方向指示器とナンバープレートが付き、自動車の運転免許が無ければ乗れません。外国由来の新しい乗り物を、国交省が自動車扱いしたがための規制です。新しい法律が出来て7月1日から他の国々に近い扱いになるようですが、諸国と比べ導入が大きく遅れた感は否めません。もしこれが日本で最初に考案されたものであったなら、相談を受けた国交省が自動車扱いして現時点で見られる通りの規制が適用されて、日本のメーカーは開発を諦めて、外国で広がってから逆輸入されることになっていたことでしょう。自動ブレーキとか様々な医療機器とか、そうした事例は枚挙に暇がなさそうです。
「『空飛ぶクルマ』実用化へ 運用の基本的な考え方の案まとめる」と見出しにありますが、道路もトンネルも無用の空飛ぶ「普通のクルマ」が諸国を自由自在に走るなか、我が国だけは「クルマ」は地上を走るものに限定されて、「空飛ぶクルマ」は飛行機並みの操縦免許や航路の設置等々が要求されて、電動キックボードと同様の後れを取ることになるんじゃないのかな・・・ 間違ってもそんなことにはしないで欲しい。クルマは日本経済に残された最後の大きな砦ですからね (^^;