FRBが0.25%利上げ 記録的インフレ抑制優先、9会合連続
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FRBは物価と雇用の安定に責任を負いますが、それを通じて経済を実力通り安定的に成長させるのが究極の目的です。特定の銀行の破綻が金融システムを混乱させて米国経済の安定を決定的に損なうことを避ける必要はありますが、米国の雇用はまだまだ強くインフレは耐え難いほど高率ですから、金融システムの混乱が経済の成長力を大きく損なわない限り、インフレ抑制を優先するのは当然だろうと思います。
皮肉な見方ではありますが、金利の上昇で金融システムが混乱して米国経済の成長力が損なわれれば、損をする投資家等が沢山出るのと引き換えに、インフレ圧力が弱まることもあるでしょう。そうなれば利上げが止り利下げの方向も見えて来る。米国のインフレがそうした経緯を経て収まるのは、もちろん望ましいことではないですが (^^;
注目のコメント
0.25%の利上げは既定路線。優先すべきはインフレ退治ということでしょう。SVBやSignature Bankなどの破綻による金融システムリスクは、財務省をはじめ金融当局が支える方針を示したことで解消するという判断。
中央銀行はインフレ退治が仕事なんだから、銀行が潰れようがインフレが抑え込めそうもなかったら金利は上げるのが原理原則
銀行救済は財務省に任せるべき
Covidのあと無茶苦茶市井のお金は増えてるんだからインフレはあたりまえ
増えたお金を減らさないとインフレは落ち着かない
だから金利は上がる
インフレの回避、金融危機の回避は両天秤で考えるべきだけど、投資家の意向を汲んでくれるとは思わない