この連載について
米ニューヨーク・タイムズの名物ポッドキャスト「エズラ・クライン・ショー」。ホストのエズラ・クライン記者が、各界の第一人者とビッグイシューについてじっくり語り合う。(毎週日曜掲載)
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1)進化は少数の圧倒的な好奇心という熱量から生まれる
2)資本集約により進歩する領域やタイミングでは戦争や国家主導が機能する
3)人材流動・人材抜擢が起きると知見の融合から新たな発見が起きやすい
4)優秀な頭脳が助成金を出す人の説得やプロセスに無駄に投下されているのは同意見
5)教育が重要かつフロンティアなのは同意見
どれも当方が目下取り組んでいる社会価値創造、スタートアップ、イノベーションというテーマにも重なります。取り組みたいテーマが「どうすれば進化するか」「どうすれば進歩が加速するか」を考えて、アセット活用のスピードと質を徹底的に(※大事)こだわって考えることの重要性を感じます。
参考)
3)のテーマに関連することを以前書いたことがありました。
https://note.com/201707/n/n6aa1586b1e3e
現代の助成金制度における研究テーマの縛りや、形式的で中身を伴わない作業などがイノベーションを阻む一因となっているという意見に同意です。助成金を得ることが主目的化しているプロジェクトの見分けも含め、AI技術などによる審査の最適化や手続きの効率化を進めることは、その国の競争力の強化に直接繋がるくらい、重要なことではないかと思います。
問題は、研究が本当に進んでいれば、計画を立てたときには予想できなかった知見が得られているはず、ということです。新たな知見は、計画の見直しをほぼ必ず必要とするということなのです。ですから、計画を変更していないのは、研究が進んでいない(新たな知見が得られていない)か、本来変更すべき状況なのに、ペナルティがいやでそのまま進めているということなのです。
研究は、建物の建設プロジェクトのように計画通りいくことがいいことではないのです。
さらに、大事なのは、これは研究にかかわらず、事業を生むという活動、即ち事業活動でも、事情は同じなのです。そして、社会の不確実性が増す中で、ますます、事業でも計画に囚われずに、常に変更が求められます。その前提をそれほど見直しているかが求められるのです。
現実は、これができていません。そしてこれは、とっても大きな社会の損失になっていると思います。
また、もう少しお調べになってみるとよいかもですよ、記事にもある約50%の間接費、また大学院生の研究助手雇用は通常50% (週20時間)という運用の意味を
戦争が技術革新を促すといいますが、戦争が促すのは「技術」革新でありその根本の科学の豊かさではないのですね。(選択的・集中的な投資が行われるのだから、そりゃそうか…)
助成金と研究目的の話も、肌で感じているので共感できる部分が大きかったです。研究は予測不可能なことが大きく、コツコツ積み重ねていくうちに「もしかしてこの仮説は違くて、こうだったかも!」となるシーンが大いにあります。アカデミア研究者の皆様は助成金申請のためにどうにか汎用性や一貫性のある表現ができないかと必死で考えてらっしゃいます。これはchatGPTによる効率化では解決できない問題なのかも…と感じました。
自由があって、研究が伸び伸びできる、そしてイノベーションを
生めるという点に大いに賛同します。
脅威に迫られた時、強制的にやらなければならない時、人は成長する。ただ、本来は脅威ではなく、希望や自由の中で、本質的にやりたい軸に沿った活動をすることが、人を成長させるのかもしれない。