［東京　２２日　ロイター］ - 松野博一官房長官は２２日午後の会見で、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で優勝した日本チームは、多くの国民に勇気と感動を与える偉業を成し遂げたとの見解を示した。あす２３日に同チームが優勝報告のため官邸を訪れた際に、政府として感謝の意を表明するという。

松野官房長官は、ＷＢＣ決勝戦で米国を３対２で下した日本チームの活躍について「大変すばらしいこと」と述べるとともに「全ての試合にチームが一丸となり、一人ひとりが自分に課せられた役割を献身的に全うした」と指摘。その選手の姿に「多くの国民が勇気と感動をもらったのではないか」と述べ、さらに「心からの賞賛の言葉を送りたい」と語った。

ＳＮＳ上では、同チームに国民栄誉賞を授与するべきとの声も出ているとの質問に対し、松野官房長官は過去の国際大会での例を説明し、政府が「感謝の意を表している」とし、２３日に優勝報告のため首相官邸を訪れる同チームに対し、政府が感謝の意を表明する方針であると語った。

一方、２１日にキーウを訪問した後の岸田文雄首相は現在、ポーランドに滞在していると説明。同国のドゥダ大統領らと会談する予定と説明した。ただ、それ以上の詳細は公表できないとした。

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