「プーさん」ホラー映画、香港公開直前に上映中止 中国が検閲か
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2022年10月、香港で上映予定であった映画「バッドマン」が「映画検閲条例」に基づき、中止されたという出来事がありました。同条例は、香港政府が「国家の安全に不利となる」と判断した映画を取り締まることを可能としたものです。
今回はプーさんのホラー映画が同条例の対象になった可能性があるとのことですが、2019年の香港デモの際、中国政府および習近平首席を批判するため、デモ隊側はプーさんのイラストやぬいぐるみを使用して抗議を行っていました。
現在、香港で香港政府および中国政府を大っぴらに批判する映画を作成することは難しいとされています。例えば、香港デモを題材とした映画「時代革命」は香港域内では上映できずにいます。まさに、表現の自由が萎縮せざるを得ない状況が続いています。