マイクロソフト、画像生成機能を提供 オープンAIの技術活用
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GoogleがLLM(大規模言語モデル)ベースのチャットAI「Bard」を一般公開して、Microsoft「Bing」に追い付いたかと思ったのも束の間、Microsoftが画像生成機能を追加してまた引き離す。Googleにとってはなかなか苦しい状況です。
興味深いのは、Microsoftが、Stability AIのStable Diffusionなど複数登場している画像生成モデルの中から、Open AIとのパートナーシップもあって「DALL-E」を採用したことです。Bingで採用されているGPT4との相乗効果が期待されますが、まだ生成AI創世記でのこの選択が吉と出るかは注視したいと思います。
ITジャイアントとAI開発企業の連携勢力図が今後どうなっていくのか、また日本企業がどのようにこの図に入り込んでいくのか、想像が膨らみます。Bingの画像生成機能。日本国内からも既に使えます。
https://www.bing.com/images/create
ただし、入力できるプロンプトは2023/03/22現在英語のみ。
意図に即した画像を生成するプロンプトのアドバイスもMicrosoftは案内しています。
テンプレ
>形容詞 + 名詞 + 動詞 + 種類
例
>fuzzy creature wearing sunglasses, digital art
いろいろ試してみました。生成される画像はなかなかのクオリティです。さらにビジネス用途でBingが大活躍しそう。
もはやBingは検索サービスを超越した存在…。広告ビジネスモデルの再構築が必要ですね。
少なくとも、「AIに参照元で使われたらこんなメリットがある」と早く言わないと、コンテンツ供給側がクローズドなビジネスを始めてしまいます。
そうすると、Googleはどこで儲けるのか?
対して、WindowsとOfficeがあるMicrosoft。
2社は状況が大きく異なると思います。