なぜ、「すき家」は断トツ強いのか?吉野家・松屋が“味”だけでは勝てない理由
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面白かったです。オペレーションの効率化ノウハウなどを、買収した業績不振企業に適用して成長を進めることと、ガリバーとあえて出店で差別化をする。さすがだなと。
注目のコメント
記事の要因も確かにそうだと思いますが、単純に店の作りがすき家と他2店は異なる気がします。
吉野家・松屋は「食ったら帰れ」な店造りで、長居を許さない空気がありありと出ています。駅そば的な。
その点、すき家は長居できる空気があるんですよね。なので、色んなシーンで使われやすいというのも大きな要因かと感じます。家族や若者が友達と、など。
吉野家のグループが低迷しがちなのは、総じて「居心地」に無頓着な店ばかりなので「外食"レジャー"」という需要をとりごほしているのが響いてるのではないかなと感じます。
あえての戦略なのでしょうけど、他の廉価ラインの外食はあえて「手頃なレジャー」として集客しようとしている。そこをあえて捨ててしまったのが時代にそぐわなかったのではないかと。家族でいく牛丼なら「すき家」一択。店内のテーブルアレンジを工夫し、郊外ロードサイドにも店舗が多い。
駅前のカウンター席で、素早く牛丼を食べるという吉野家のカルチャーを破壊しました。
郊外の吉野家は、テーブル席も十分確保されています。
ただ近年、店舗としてのブランドイメージの作り方は、すき家がうまいのでしょうね。
他関連チェーンを交えた、肉の調達力、スケールメリットも秀逸ですね。ゼンショーの成長サイクル、なるほど。
(1)牛丼チェーンというファストフード業態を通じて磨いたオペレーションの効率化ノウハウを構築
(2)蓄積した効率化ノウハウを背景に業績不振企業を買収
(3)効率化ノウハウの投入によって買収企業を再生
(4)「M&A」→「再生」→「規模拡大」を繰り返し、グループ業容拡大
(5)グループ拡大を背景とした規模の利益により原材料や物流などのコストを低減