破綻のシリコンバレー銀行、入札延長 米当局
日本経済新聞
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金融機関の破綻というと、誰が引き取るかという前提に立って議論する方が意外に多いが、キャッシュ化を最大限追求するなら、それは間違いだと思います。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどそれ自体にブランド価値があるところでもない限り、SVB程度の金融機関は丸ごとではなく資産をバラして、それぞれを欲しい人に一番高い価格で売るのが常道です。かつてのS&L危機の時もそうでした。マグロの解体と同じ。問題は、どう切り分けたら全体で一番高く売れるか。売れ残りが少ないか。FDICの手腕が問われるのはそこで、その作業は証券化のトランチングとまったく同じです。
注目のコメント
新しい締め切りは以下。誰が買うのか注目です。
「銀行は銀行全体もしくは預金や資産の入札ができ、投資ファンドなどノンバンクは資産を購入できる。富裕層ビジネスを手がける資産運用部門に関しては米東部時間22日夜(日本時間23日朝)、商業銀行部門は24日夜を締め切りに設定した。」難航するよねぇ
負債整理に多大な労力をかけることを天秤にかけると買取る価値がないでしょうね。
そもそも破綻前に身売り出来ない時点でアホな経営だったことは明白で、不採算部門にどれだけ手間がかかるかを見極めないと相当に無駄な出費となるでしょうね。