仏内閣、不信任決案を僅差で逃げ切り 可決に必要な過半数に届かず
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「フランス経済に悪影響を及ぼす可能性のある改革」 (@@。
短期的にはフランスの成長力を落とすかもしれないけれど、中長期的に見れば避けて通れない年金制度改革を、不人気承知でなんとか押し通したといったところでしょうか。不人気な労働市場改革を押し通して政権を失いながら、メルケル時代のドイツの繁栄の基を作ったシュレーダー元首相もそうですが、こうしたタイプの政治指導者が欧州には未だいるということですね・・・ (・・;
注目のコメント
フランス国民議会の現在の総議席数は577、
野党は、右翼も左翼も無所属も、全部合わせて257です。
不信任案に賛成したのは、278。
過半数には9票足りなかったものの、与党側からも造反して賛成に回った議員がいます。
マクロン政権に閣外協力している共和党系(61議席)の一部が造反しました。造反の数がもう少し多ければ、不信任案が通っていました。自分がフランスに滞在中も、年金に対するデモは行われていました。黄色ベスト運動が収束してましたが、この結果を受けて更に多くのフランス人がデモに参加することが予想され、この問題すんなりとうまく行かないのではないでしょうか。
なるべくならば働きたくないというのが、欧州側の基本スタイルであると思っています。