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株式会社野村総合研究所(のむらそうごうけんきゅうしょ、英語: Nomura Research Institute, Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の情報サービス企業(シンクタンク、コンサルティングファーム、システムインテグレーター)。野村證券から分離独立し分社化した2つの会社が源流となっている。野村ホールディングスの持分法適用関連会社である。略称はNRI、野村総研。 ウィキペディア
時価総額
2.05 兆円
業績



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AT1債は、蛯原さんのコメントの通りで、同じ記事でTweetも紹介してコメントした。株式転換タイプではなかったことと、当局裁量があるものだったのがポイントという理解。
これはスイスのAT1債の特殊性もあるように見え、欧州銀行監督機構は昨日、EU非加盟のスイスとは違い、EU圏の金融機関はAT1の前に普通株が損失吸収すると強調したリリースを出した。
https://bit.ly/3mZSkSB
なぜこのような救済に至ったのか。
まだ不明点も多いが、実質破綻と当局の関係、情報の早さは気になっている。
人間の体に例えると、金融機関にとってお金は血液で、止まると死ぬ。ただ手術の時に心臓を止めて、人工心肺をつなぐこともある。
シリコンバレーバンクは、保有有価証券が満期目的のものが多く、未実現損失が出ていた。満期まで人工心肺をつなげれば持つかもしれないが、10年間続けるわけにはいかず、実質的に破綻していたと言えるだろう。
一方Credit Suisseは、表面的には自己資本規制に適合しており、SVBとは異なりストレステストなどもやっている。不安によりお金が回らない瞬間を、人工心肺で対処する余地はあったかもしれない。
先週流動性供与をしたが、市場不安は収まらず、救済に至った。このように「市場に殺されそうになる」ことはあるが、本当に死んでいないかもしれないものを当局が一種強引に実質破綻と判断し統合したことは、今後議論になる。
情報の早さについて。「SNB」という略称は、中銀のSwiss National Bankと、CSに昨年出資したSaudi National Bankの二つがある。
先週、サウジが追加投資しないという報道があり(たしかFT)、不安を加速させた。でも見出しで中銀が支援をやめたと一瞬捉えられたという説がある。また追加投資しないのは金融規制(10%以上持てない)からであって、実際に週末にはUBSを上回るオファーをしたが当局が拒否(下記に詳しい)。あとは、記事にもある、SECの財務報告へのリスク指摘も、不安を加速させたニュースの一つ。
昔より情報が早く、不安が広がるのも早くなり、噂含めた重要度が増している。これはシリコンバレーバンクでもそうだった。
https://newspicks.com/news/8240916
確かに株式に劣後しないとは書いてないが、する場合があるとも書いてない。すると仮に政府裁量を発動するにせよ当然に資本主義の原理原則によると考えるのが当たり前。しかもこうなった理由すら政府CSいずれからも説明が一切ない、後ろめたい理由に基づいて決めたとしか解釈し難い。故に論争になっているのです。
わかられたらこういう商品扱ってた営業職としては、存在価値なくなるから困るかも(笑)
まず、AT1債の構造とかそもそも、バーゼル規制とかそもそもそこから知ってるべきだし、国ごとに規制も違うし、結構ややこしいと思ってます。。。
ただ、いかなる金融商品にもなぜ目論見書が存在しうるのかをまず考えて、目論見書理解したらいいだけで、わからないことはリスクとらないのもコーポレートファイナンスやってる人なら当たり前にわかること。
Statutory bail in (法的ベイルイン)について透明性がないとかそんなのは国の制度設計レベルで考えることで、同意しなきゃそのリスクとらなきゃよかっただけですし。
そもそもSVBのときにALM管理甘いと指摘するのもそうだけど、リスクのヘッジって想定をどこまでするか、明日911がおきたらどれだけロスが生じるかとか、常に管理してるはずなんです。ただ、どこまでコストかけるかで、AT1債かってた人が果たしてどうリスク管理してたかというところに焦点当てるべきですよね。
とにかく無価値ってとこに目がいきすぎです。
ただ、AT1債の規模、欧州は2750億ドルもあるんで、検証するインパクトは大きい。
ゆえにECBが昨夜早々にコメントだしてるわけですよね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR20A900Q3A320C2000000/
>14日にはクレディは財務報告管理において「重要な弱点」が見つかったと公表している。
>すると15日には筆頭株主のサウジ国立銀行が追加出資をしない意思を表明し、株価が急落する。
>クレディは翌16日に 、スイス国立銀行(中央銀行)から、財務強化のために最大7兆1000億円を借り入れると発表した。
>経営実態の解明はこれからだが、借り入れ発表から3日でUBSによる買収が決まったスピードを考慮すると、危機的な状態だったと想像できる。
>今回のクレディの買収額は、約4300億円。これは静岡銀行やふくおかフィナンシャルグループなど、日本の地銀の時価総額よりも小さい。
ただごとではなさそうという事は伝わる。
最近、金融破綻のニュースが増えているので、リーマンショックのようにならないと良いのだけれど。