「不二製油」カカオ豆生産で森林破壊 衛星画像活用し監視へ
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以前ロッテがブロックチェーンでカカオの管理をしようという記事がありましたが、本件の方が本質的な技術活用のように思えます。
https://newspicks.com/news/8104878?utm_campaign=np_urlshare&invoker=np_urlshare_uid276031&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare
注目のコメント
人工衛星の画像を活用した森林デューディリジェンス管理は、アンケート形式のリスク調査管理と並行して、事業者によっては愛知目標の頃(10年程前)からチャレンジがある分野です。
しかし、現代となってもサプライチェーンを辿った森林伐採管理を実施できている所はまだまだ少なく、日本の中でも進んだ事例だと思います。
リスクが特定された際にどのように対応するかですが、農家への認証取得の支援やトレーニングの実施の対応といった活動を行う事業者もあります。
Webページを見ると、不二製油グループの場合は現在のところ植樹での対応が中心になっているように見受けられますが、農家への直接的な対応についても今後求められてくるのではと考えています。カカオのサステナブル調達の一貫のニュース。
公式ページには、カカオだけでなくパーム油・大豆・シアカーネルについても取組みを紹介。
チョコレートは大好きですが、フェアトレード認証の商品を選ぶよう消費者としても責任ある選択をしなければ、と改めて感じました
森林再生への取組みとしては、さまざまな種類の緑陰樹の苗木を2021年から2030年までの10年間で100万本植樹 も目標として取り組まれてます
https://www.fujioilholdings.com/sustainability/cocoa/
抜粋
カカオの主要生産国であるコートジボワール、ガーナ、エクアドルでは、小規模農家が大半を占めており、貧困に起因する児童の教育や労働に関する諸問題、気候変動による生産地への影響、知識や資材不足による生産効率の低さ、栽培地拡大のための森林伐採といったさまざまな社会課題があり、これらの問題に対処するためには、農地の改良、女性のエンパワーメント、教育へのアクセス、森林再生、児童労働撤廃など、多面的な取り組みが必要です。
カカオ農家の支援などを通じて、生産者の人権尊重や貧困からの脱却と、生産地の資源保護を促すことでカカオのサプライチェーンを発展させるとともに、カカオのサステナブル調達に貢献していきます。AIの活用で違法伐採を監視するとは面白いですね。
違法を認知し、そこからどう行動に繋げていくのかがカギになりそう。
CSV経営が注目されている昨今の状況を見ると、
ここで他社にない強みを見せたら、不二製油のブランド力強化にもなりそう