【最前線】この世界の真の姿は2次元の「面」かもしれない
NewsPicks編集部
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「ホログラフィー原理」という言葉を耳にしたことはありますか? ホログラムが平面なのに立体的に見えるのと同じように、2次元の世界で起こる現象を説明する理論が、3次元の世界を説明する理論と同じ(等価)であるという仮説です。
最前線の物理学者たちが議論しているというこのホットなテーマについて、どんな仮説なのか、何ゆえホットなのかを、京都大学の橋本幸士教授に伺いました。取材に同席しましたが、知的興奮を喚起される密度の濃い時間でした。
週末のひととき、難解だけれど魅惑的な物理学の世界にぜひ浸ってみてください。取材・執筆しました。
空間は幻かもしれない──にわかには信じがたいと思いますが、これは物理学の最前線で実際に議論されている話です。
しかもホーキング、サスキンドといった物理学の巨人たちによる、激しい議論を土台にして生まれてきた考え方なのです。
本記事のテーマである「ホログラフィー原理」は、現代の物理学において最もホットで、最も刺激的で、最も発展性を秘めた概念と言っても過言ではありません。
20世紀初頭に誕生した相対性理論、そして量子力学は人類の世界観を変え、様々なテクノロジーを生み、私達の生活を変えました。ホログラフィー原理は、それらに匹敵する革命を起こす可能性を秘めているのです。
ぜひご一読ください!