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どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
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この合意はロシアにもウクライナにも、貿易収入をもたらします。
 ウクライナの穀倉地帯を占領していて、そちらからも輸出に回せる分だけ、ロシアの方が収入は大きいともいえます。

しかしながら、ロシアには原油、ガス輸出からの収入もあるため、穀物が輸出できなくても、ウクライナほどには困らない、といえます。
 穀物しか主な輸出品がないウクライナは、この合意が無くなると非常に困ります。

ロシアとしては、消極的にですが、この合意は維持してもよい、ということになります。
 もちろん、ロシアにとってより望ましいのは、ロシアだけが穀物を輸出できて、ウクライナは輸出できない、という状態ですが、その状態にもっていけるだけの軍事上の優位がありません。
 具体的には、オデッサ市までロシア軍が占領すれば、ロシアだけが独占的に穀物を輸出できますが、当面、それは無理です。
 ウクライナ軍も、そのような状態にならないように、戦線を死守します。
ウクライナの食料を輸入しているのは食糧危機に陥りかねない北アフリカ、南アジア等の途上国が中心で、西側諸国のロシア制裁に反対したり中立の立場をとったりしているところが多いはず。もともとの合意が延長ありの120日間である以上、食料そのものの輸出を制限されているわけでないロシアが欧米の制裁を理由に60日間の期限を切るといった不安を煽る動きに出れば、反発する途上国も多そうな気がします。そうした国々が西側諸国に取り込まれることを防ぐため「ロシアの食料や肥料の輸出を円滑化する覚書に対しても『引き続き強く責任を持つ』」という国連の言質と引き換えに元の合意を尊重せざるを得なかったといったところでしょうか・・・ 120間の延長は国連の信頼維持と世界の食料事情の安定にとって良いことだと思います。良きにつけ悪しきにつけ、トルコの外交はしたたかですね (・・;
黒海穀物イニシアチブ:指定されたウクライナの港から世界市場へ、穀物、関連する食料品、およびアンモニアを含む肥料を安全に輸出するためのメカニズム。

戦争を抱えるウクライナは輸出産業もしているとは、すごいです。
そして、戦争国に食料を頼らないと需要の確保が難しい世界状況も怖い、。

https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_910786/