「同時に使えない薬が多数」コロナ対策の“カギ”「パキロビッド」が日本であまり使われない理由
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米国ではパキロビッドの処方が普及しています。日本で普及しない理由は飲み合わせの問題というよりも、同意書や薬の入手のしにくさなど、ロジスティックスの問題が大きいのではないでしょうか。
忽那先生の最後のコメントに同意します。
「最近の調査だと、2人に1人ぐらいはもうコロナに感染しているということも、抗体の検査からわかってた。今後、長期的には流行の規模としては小さくなっていけば良いと思っているが、変異株の状況によっては、オミクロンに感染したことがある人でも、次の変異株には感染することが考えられるので、なかなか予想が難しい。また今後感染者が増えてくると、基本的な感染対策をやってもらう。流行状況によって気をつけてもらいたい。」
注目のコメント
薬の飲み合わせの部分は、そもそも新規薬ではなく、配合された既存薬の問題であり、新規性のある話ではありません。
私の医療機関では、相互作用はシステムが自動確認するようになっていますが、時間がかからないばかりか、むしろ人の目で長いリストを見比べるよりもミスも少ないのではないでしょうか。
「同時に使えない薬が多数」は事実ですが、相手側の薬を数日中止するだけでうまくいくことも多く、現場感覚としてはそれで処方ができないというケースの方が少ないと思いますし、それが主要な理由とは言えないでしょう。
他に指摘されている、処方から薬が届くまでのタイムラグは、こちらNYでは自宅への郵送でカバーしています。このあたりは効率化と「安全」への考え方の差が現れているように感じています。昨日放送の『報道特集』です。薬の飲み合わせの安全性確認について、忙しい発熱外来クリニックの医師に対応できる時間があるか…という千葉大病院医師の指摘が目に留まりました。コロンビア大・加藤医師の、アメリカ社会の受け止め方も参考になりました。