無印良品が「20代の野心」求む、社会人経験者200人の店長候補を採用
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私が幼稚園とか小学校の頃は、無印が嫌いだった。周りの子たちはカラフルで美味しそうなお菓子を食べているのに、うちはいつも地味な無印のポップコーンとかクッキーとか。味もシンプルで子供心には刺激が少なかった。
中学生になると、無印の評価が爆上がりした。クラスの半分くらいは無印良品の文房具を持っていたんじゃないかな。ノートに消しゴム、シャーペン、手帳…。無印に自分の好きなシールを貼ってオリジナリティを出してる気分になってた。(今思えばみんなと同じの持ってる時点で同質性のかたまりなのだが)
そんな無印も、今は厳しいだろうなと思う。
私たちの世代は、あの世界観に触れるだけで「無印っぽい」と分かるけど、今の若い世代にその「ぽさ」は果たして魅力的に映るのだろうか。
さらにいえば、最強と思われた無印の「ぽさ」が危機に直面していると感じたのはスタンダードプロダクツの出現。100円均一に行き詰まりを感じているのであろうダイソーが展開する高価格ライン(と言っても200〜300円とか)。これが絶妙に無印っぽい。でも無印だと使わないような配色もあって、むしろこっちの方が今っぽさがプラスされている感じさえする。
記事の内容と全然関係ないんですが、無印ってあのブランドをこだわりにこだわって作ってきたんだろうなと思うし、そこにリスペクトがあるから、厳しいと思うけど頑張ってほしい。無印世代としては。10年以上前の話ですが、知人の女性が無印の店長まで上り詰めてました。もともと無印好きで就職、そのままがんばって昇進。
すごいねなんて言ってたら、結婚したらあっさり辞めてました。理由は「仕事大変すぎるから」でした。
徹夜に近いような仕事して、家にはシャワー浴びるために帰るような日もある生活で、相当な激務だったそうです。
今はどうか分かりませんが、人気のブランド・ショップはファン的人員の自己犠牲的労働によって成り立っている事例がけっこう多いと思います。
まだ激務な勤務内容だとすると、そんな背景があったりしないかなと古い記憶ですが脳裏をよぎってしまった。無印の中の人近況を知る方いれば、ぜひ現在の労働状況を知りたいものです。無印良品/良品計画は「土着化」というコンセプトのもと、地域の社会課題に根ざした店舗の出店を進めています。これまでの画一的なチェーンストアとは異なる戦略です。ある程度のシステムとフォーマットを土台にしながら地域の社会課題に応えるお店を自らの手で作れるという機会は「20代の野心」との相性がよいのではないでしょうか。採用に際して、もっとこの点をコミュニケーションされるとよいのではと思います。