「カルディ」運営会社に公取委勧告 納入品不当返品の下請け法違反
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購入者のバイイング・パワーが強いために納入者が涙をのんで成立していた現象ですが、今回は納入者が告発に踏み切っているとみられることから、力関係に変化がみられ、「もう許容しない」という姿勢の表れでしょう。
これまで立場の強い企業の社員には、常識として備わっていなかったのだと思います。今後商品が入手しにくくなるなどの環境変化(売り手の力の上昇)が続けば、取引から手を引かれることになるでしょう。法の違反であることは当然として、経営上のリスクとして理解していないといけない問題でもあります。
注目のコメント
その昔、下請法の講師を担当したことがありました。受講する人は、皆大企業の仕入担当者。中小企業はほとんど参加してなかった。要するに下請法は大手企業なら大体知ってるはず。今後は社内教育を徹底するっていうけど、体質なんじゃないでしょうか?
カルディだけでなく店舗数多いチェーンはこんな感じだったりしますよね。ここ数年はコンプライアンスだの法令遵守だのと普及して大手は改善されてきていますが。
下請法は資本金によって立場が違い、自社が資本金3億円もしくは5000万円を超えるとかなり気をつける必要があります。
キャメル珈琲の資本金は5000万円とあるので、ギリギリ下請法対象にならない取引パターンがあるため意識が低すぎたのかな。