日常から撤退(リトリート)する逃走線を引くために:國分功一郎 × ドミニク・チェン「暇と退屈とリトリート」第3回
コメント
注目のコメント
情報を消費すると表現すると、何だか色んな記事やコメントを食い散らかしてチェリーピッキングするイメージがわきます。
世の中の真理が記号になっていて、あたかもファクトを探しだそうとするかのように。ライプニッツの予定調和説を信じて聖書を読むかのごとく。
人類が生み出した全宇宙が不可逆に進むという大胆な仮説と概念として、熱力学の第二法則とエントロピーがありますが、人間が存在する理由の1つにエントロピーを増大させないネゲントロピーを生み出すマックスウェルの悪魔の働きがあると解釈することも出来ると思います。
情報を消費して資本主義に突き進むのは、ある意味エントロピー増大の法則に則っており、そこを抗う存在が人類だとすれば、資本とエントロピーはコントロールすべきもので、かつ出来るものと捉えることから持続可能性を語るべきなのかもしれません。