大成建、施工中工事で鉄骨関連の精度不良 役員が辞任
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注目のコメント
プレスを見ると、スラブ(床)の厚みと鉄骨建方に問題があり、かつ実測値と異なる数値を報告してたとのこと。前者ももちろん問題なんですけど後者はもっと問題じゃないかなぁ、、、。どうやって発覚したのか分からないけど、社内のチェック体制はどうなってるのか。
工期が遅れるってのは結構大きいダメージ。プロジェクト完工までの間接経費もかさむし、入居予定のテナント側への補償金なんかも発生しそうだし。ん?発注者と定めた品質基準をクリアしないまま施工したという事実からすると、大成建設なら社内仕様や日本建築学会仕様やらあるでしょうに、その仕様すらスルーしてたとでも??
たいてい社内基準は発注者と定めた品質基準よりも厳しくセットしているはずですから、ISO14000シリーズを札幌支店でも認証受けていたとしたら返上&サーベイヤーも責任を取らないといけなさそうな案件ですね。建築担当役員の辞任だけでは済まない可能性もあります。
追記(09:45 17/MAR/2023)
発注者が鉄骨を締めるのにつかっているボルトが小さいのに気づいたのがきっかけだったのですね。鉄骨の一次下請けも部材の検収をおざなりにした点で同罪です。そりゃ床高さが合わない可能性ありますわね。