米、TikTokの中国オーナーに持ち分売却しなければ禁止と通告-報道
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中国人オーナーが持ち株をアメリカ企業に売却して、アメリカ企業になって生き残るというのは恐ろしい世の中です。
アメリカ以外の企業が上手くいくと、難癖をつけてアメリカ資本にしてしまうということです。
中国政府が黙っているとは思えません。今後どうなるのか気になります。
日本は常にアメリカの顔色を窺って生き残っている国なので偉そうに言えませんが。
注目のコメント
2020年にもTikTokを買うのはマイクロソフト?オラクル?ウォルマート?どこやねんと盛り上がったわけですが、3年たって同じ所に戻ってきているのが不思議というか、なんというか。
「(対中政策では)タカ派と超タカ派しかいない」と言われる米議会の状況をかんがみると、TikTokは今度こそなんらかの決断を迫られそうではあります落としどころはやはり米国企業などへの売却でしょうか。「中国には情報漏洩しない」というかつての説明は「漏洩していた」という昨年の報道から通用しなくなっています。
TikTokとはそもそも、株式会社バイトダンスが提供しているサービス(アプリ)であり、米国政府が言っているのは、バイトダンス社に対して、TikTokという事業を米国企業に売却しろ、ということでしょう。
バイトダンス社の株式を売却しろとか、バイトダンス社そのものが米国企業に買収されろ、ということではないでしょう。
事業売却としてのアプリ売却、というのは、現在ではよくあることですが、TikTokほどのアプリになると、多数のスタッフによって運営されています。
アプリの権利とデータだけ売却するのか、スタッフも米国企業に雇用されるのか、詰めなければいけない条項は多いでしょう。
同じような、いわば事業売却の強制は、2020年にもあったことです。
TikTok米事業の強制売却は「強奪」、中国認めず-国営メディア
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-04/QEIYXODWX2PU01
TikTokのサービスが米国で提供できなくなっても、世界には米国以外にも広大な市場があるので、バイトダンス(に対して絶対的な指導権のある中国政府)が事業売却に合意するとは考えにくいです。
(追記)よく考えたら、アップルとアルファベットという2つの米国企業と取引できなくなれば、iOSとアンドロイドの携帯端末ではTikTokは使用できなくなりますね。
中国製OSのハーモニーとか、ロシア製OSのオーロラなら使えるのでしょうが。