サッカー部員の動画炎上 部活動停止の可能性に賛否「本人だけでいい」「廃部もあるぞ」

コメント

注目のコメント

• 小川 健（たけし）

  専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

  ・2023年03月14日

  本来、部活動やクラスに起因するもので無いなら個人に帰すべき案件であり、周囲まで巻き込む必要は本来無い。
  例えば部活仲間と行ったなど、仮に部活動に起因したとしてもそれはその部活のみの話であり、部活動を通した原因でも無い限り他の部活に影響というのは筋が違う。
  
  寧ろ今回の案件は、他の生徒への心的動揺へどう対処するか、という部分があり、本来ならその影響の大きさを考えると校内で(殺人などと言うと大げさだが)加害者が出た事案における心の動揺を抑える措置と同様に対処する方が大事。
  〇〇校の生徒は出入り禁止、とかの措置を取る店も出てくるかも知れないだけに、他の子の心のケアは何よりも大事にしないといけない。
  
  但し、リテラシー教育がしっかりできるまで動画サイト等の利用を一時的に禁じる等の措置は有り得る話。
  どういうリテラシー教育をしたらこういうことが起きずに済むかを生徒に考えさせても良いかも知れない。
  
  そして、その当人への対応は考えていかないといけない。
  大事なのは切り捨てて処分する形にしてはいけないこと。
  退学でもした場合を除けば。
  
  最後に、教育委員会は本案件に必要な人材提供をしていかないといけない。これだけの事案なら先生方はかなり疲弊する。もちろん学校の教育方針に口を出すことは避けるべきだが、例えばカウンセラー手配とか、採点補助とか、電話対応とか、サポートできる人材は惜しまないとしないと先生方が潰れてしまう。