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個人的に二点、思う所があります。

一点目として、まだインフレ圧力が強い中で、0.25%ポイントの利上げは相場の催促に過ぎないのでは、ということ。相場からすれば、金利が上がらない方が良いに決まっています。

二点目として、事務方を含めたラガルド流金融引き締めの稚拙さというか、不味さというか、そういったものを強く感じること。時間軸政策を使わないとする一方、前回理事会で今回3月理事会で0・5%ポイントの利上げを実質的に公約するなど、期待形成の面で、ラガルド流はちぐはぐな感じが否めません。利上げの回数を明示してみたりしたこともあります。

そうした「ちぐはぐさ」といいますか、ご都合主義な方針が、ECBの政策の手足を縛るというか、ECBの政策予見性を低下させているのではないか、と私は感じています。
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インフレ退治を目的にした1980年代初めの米国の急速な利上げが中南米諸国の連鎖破綻等を通じて欧州の投資家に多大な損失をもたらし、2008年のリーマンショック後の金融危機も米国より欧州の方が深刻だった感じです。米国発の金融危機が欧州に多大な影響を与える経験を経ているだけに、今回のSVB問題でも欧州で警戒の声が高まるのは当然ですが、隠れたリスクがどこに潜むか分からない状況下で疑心暗鬼が欧州に広がったリーマンショック後とか、米国の短期金利が瞬間20%に達して中南米諸国が連鎖破綻した1980年代初頭とかとは様子が異なります。
そうした状況下、米国以上にインフレが深刻な欧州でSVB問題を事由にECBが引き締めの手を緩めるか。インフレ心理の定着を警戒する声は今なお強いでしょうし、財政が健全で引き締めへの対応力が強い北欧諸国と金利の上昇を怖れる南欧諸国とはもともと思惑が違うでしょう。そこにSVBという波乱要因が加わった。ラガルド総裁はどのように動くのか。何とも読み難い情勢ではありますね (^^;
SVBの経営破綻で金融政策展望様変わりの様相は世界の長期金利低下に表れています。