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李強・新首相、慣例破り副首相経験なし…多難な経済かじ取り・人口減対策も急務

読売新聞
【読売新聞】 【北京=川瀬大介】11日の全国人民代表大会(全人代=国会)で新首相に選出された 李強 ( リーチャン ) 前上海市共産党委員会書記(63)は、長年の慣例を破り、副首相経験のないまま首相に就くことになった。 習近平 (
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「11日午前、李氏の首相選出に関する投票では、出席者2947人のうち、賛成が2936票、反対が3票、棄権が8票だった。習氏は、読み上げられる票数を仏頂面で聞いていた。
 前日の習氏の国家主席選出は全会一致だっただけに、11票とはいえ反対・棄権票の存在は目に付く」 (@@。
いつどこで誰がというのを今ではすっかり忘れてしまったけれど、たぶん如水会館あたりで中国関連の一連の講演をずいぶん昔に聞いた折、中国関連の専門家の一人が『全人代等の投票では必ず誰かが説得されて反対票を投じたり棄権したりする。一種の“貧乏くじ”を引かされる形だが、常に100%が賛成ということになると、投票そのものの信ぴょう性が疑われることになるから』と話されていたことが妙に記憶に残っています。絶対的な権威で選ばれるべき習近平氏が満票であるにせよ、李強氏までそうするには難があったと言うだけのことじゃないのかな、知らんけど (^^;
いずれにしても、国務院を差配して経済政策を含む行政全般を担った李克強前首相までの首相と、金融、治安、ハイテクなど行政の重要部分を共産党に移管し党と一体化した国務院を統括する李強首相とは、期待される役割がそもそも全く違いそう。「長年の慣例を破り、副首相経験のないまま首相に就くこと」も、そう考えると特段の違和感を覚えません。「党関係者は『習氏への忠誠心があつい李氏が、成長に軸足を置く経済運営ができるか注目している』と指摘する」とのことですが、経済について自由化を指向する李克強首相を遠ざけたのも、共産党による経済の統制を重視する習主席の意思によるものだったはずですからね・・・ (・・;