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木曜午後からは、資金転送機能がうまく動かなくなり、その翌日にはこのような結果となりました。資金を全て移せなかった会社もあります。
本件は、当銀行のみならず、米国のベンチャー融資の仕組みに大きな影響を与えます。多くのベンチャー貸付ファンドは、当銀行が先取特権があることを前提としています。米国のベンチャー融資の崩壊に近付いています。
ただ、SVBに口座を持っていた企業やファンドは資金が下ろせなくなってしまったことにより、資金繰りの悪化=>最悪の事態、という可能性はあり、そこと取引をしていた他銀行や売掛金などに連鎖していく事が怖いですね。
日本の銀行も行政もバブルの時は手堅過ぎてフレキシビリティーが足りないと言われた事もありますが、FTXの時もそうでしたが、こうなってみるとそうした日本の手堅さに感謝する人も少なくないように思います。
・もともとSVBは、大手銀行に対抗するため、スタートアップの味方として貸付の基準を緩く、預金金利を高めにしていた
・これを補うため、米国債に投資して資金を回しており、しばらくはこれが成功して、米国債をいっぱい持っていた
・しかし昨年FEDが金利を上げ始めて以降、新しい国債の方が金利が高いので手持ちの古い国債が売れなくなっていた
・一方、2022年から新規のベンチャー資金調達がスローダウンして、SVBに預金していたスタートアップやVCがお金を引き出すようになり手持ち資金が減少
・仕方なく古い国債を売ったら大損が出てしまった
・このため新規資金調達を計画
・しかしこの発表と同じ日の3/8、クリプト銀行のSilvergateが会社清算すると発表
・SVBのCEOは、「みんな、パニックにならないで、ウチは大丈夫だから」と声明、これを聞いた人は「え?他の人はみんなパニックなの?」とかえって疑心暗鬼に
・ベンチャーキャピタルが投資先スタートアップに「SVBは危なそうだから資金を他に移すべき」と推奨
・取り付け騒ぎ発生
・3/10、州の預金保護機構が介入して銀行閉鎖
ということのようです。参照元は下記(他にもありますがこの二つがわかりやすい)
https://techcrunch.com/2023/03/09/silicon-valley-bank-shoots-self-in-foot/
https://www.nytimes.com/2023/03/10/business/silicon-valley-bank-stock.html
リーマンショック時にモルスタに出資したBTMUのように、機敏にリスクを取れる日本のプレイヤーがいると面白いなと思ってしまいますが、どうでしょうか。
リーマンは、2008年に破綻した訳ですが、同じ時期にモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスは政府の支援を受けてライセンスを投資銀行から「銀行持株会社」に切り替えることに成功して(監督当局がSECからFRBに代わり、FRBからの資金支援を受けることが可能な立場になった)生き残ったという経緯があります。モルガンやゴールドマンのような扱いを受けられなかったところが格下のリーマンのリーマンたる所以なのです。
つまり、SVBは、もともとFRBとFDICの監督下にある銀行なのでリーマンの時のような社会を混乱させるような乱暴な破綻の仕方はしないだろうということです。(中の人間は、責任追及されるはずですが)
金融システムの観点からは、過度な心配は不用だと私は思います。
リーマンショック時の、GSおよびMSの銀行移行については↓
https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-33879520080922
②なにが、なぜ起こっているの?
③シリコンバレーへの影響は?
④なぜ他の銀行まで影響を受けているの?
を分かる範囲でざっくりと(厳密性で間違えている部分があるかもしれないが…)。
①「FDIC(連邦預金保険公社)が銀行を閉鎖」ってどういうこと?
FDICは、日本の預金保険機構に相当し、銀行破綻時に25万ドルまで預金を保証する仕組み(ペイオフ)。
銀行が経営危機に陥ったときは、閉鎖をしないと早く引き出したか否かで、預金者が取り戻せる金額が変わる。まず閉鎖して、制度の下で公平に返したり、その間に資本注入してくれる金融機関を探すなどの時間を稼ぐ。
②なにが、なぜ起こっているの?
下記のBloomberg記事と、遊撃部長さんのTweetも併せて。
8日にSVBはいきなり210億ドルの証券売却し、18億ドルの損失に対応するため22.5億ドルの増資発表。金利上昇で債券価格が下落して損失が出たものだと見られる。
加えて満期保有の前提のものが多く、一方で調達は短期性が多い。つまり預金が引き出されると、返す金がなくなる構造。
https://newspicks.com/news/8205462
https://twitter.com/fstora/status/1634143598244515844
③シリコンバレーへの影響は?
今は銀行取引が出来ず、FDICが13日(月)に復旧させる。ただ、25万ドルを超える部分の扱いがまだ決まっていない。これが週末に決まらないと、SVBを使う企業で、必要な支払ができないケースが出てきうる。なお、法人顧客数は4万弱。うち1.5万超がPre-VC Backed、約1万がVC Backed。
④なぜほかの銀行まで影響を受けているの?
まず損失の理由が、シリコンバレーに特有のものではなく、金利上昇による債券下落だから。特に同じような構造(満期まで保有が多い)と損失が出やすくなり、さらに調達が短期性が多い金融機関は、同様の状況になる確率が高いので、投資家は探して連想売りする。
そして、金融はシステムとしてつながっている。どこかで目詰まりすると、金融機関がお金を調達しにくくなり、企業が銀行から融資や決済をすることにリスクがでる。システミックリスクといわれ、それが懸念され始めている。
いくつかの著名VCが投資先のスタートアップに「シリコンバレーバンクはヤバいからキャッシュを他の銀行に移動するべし」というメッセージを送ったことが引き金とも言われています。
個人的には、クリプト関連に限定されていた金融機関の破綻が、この事件をきっかけに他の金融機関にも派生していくリスクが最も大きな懸念だと思います。
P.S
典型的な囚人のジレンマが起きたケースかと思います。皆がシリコンバレーバンクを信頼して預金を引き出さずにサポートするべく結託していれば、銀行も潰れず、皆の預金も安全、シリコンバレーのスタートアップエコシステムに傷が付くこともなかった。でも、いち早く抜け駆けして預金を引き出すオプションが個々のプレイヤーにとっては魅力的なので、こういう結果になってしまった。
損失補填に対する各種株式発行のニュースが流れたことが発端となった本件。
追加発行による株式希薄化の懸念に対して、同銀行の株価が60%以上下落。
それを受けてVCが投資先に「預金を引き上げよ!」とメッセージしたことで完全燃焼、その後の「預金引き出し停止」へと至ります。
そしてついに業務停止へ。。
リーマン再来の声もありますが、当時ほど低クレジットな貸付があるわけでもなく、自己資本比率も違う今回。
別の方も書いている通りスタートアップ界隈への影響はでかいものの、世界金融全体に波及するという可能性は低いのではないかと推察します。