ESG投資は揺らがない

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注目のコメント

• 市川 祐子

  マーケットリバー(株) 代表『楽天IR戦記』『ESG投資で激変! 2030年会社員の未来』著者

  ・2023年03月10日

  米国では州政府単位でいくつか反ESGの動きが出ているので気になっていたが、このような記事があると方向性を確認できてよい。実際、州政府が反ESGといってもその州の年金基金やそこに所在する企業が一律それにならっているわけではない。特に企業レベルではもうESGの流れは変わらないのであろう。
  EUではサステナブルファイナンスの定義を厳格化している。これはむしろ、反ESGからの攻撃への防御なのではないかと思われる。（ESGと標ぼうしてお金を集めていながら必ずしもESGが優れた投資先ではないではないかという批判をかわすため）このためGSIA（Globel Sustainable Investment Association）の統計では欧州のサステナブルファイナンスの金額は定義を厳格化したため2018年から2020年にかけて減少して見える。
  調整や揺り戻しを繰り返すことで、逆に根付いていくのではないかと思われる。