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日本郵船側は業務を集中する一方で,ANAも航空貨物部門を拡充できるということで,お互いにとって望ましい売買収だと考えます.

コロナ禍前,日本貨物航空は赤字続きということもあり,日本郵船はいつ売るのだろうといわれておりました.コロナ禍で航空貨物輸送が盛り上がって立ち直りましたが,今後はどうするのだろうかと思っていました.

海事新聞により詳しい話が載っています(無料で見られます)
https://www.jmd.co.jp/article.php?no=284949
あの地獄のようなコロナ禍を乗り越えてANAが攻めに転じるニュースからは元気をいただきました。ANAさんとは、この苦しい時期に弊社でも共同事業をさせていただき、彼らの死に物狂いの取り組みの取り組みを近いところで見させて頂きました。先週乗った羽田→長崎便も満席で、CAのみなさんも生き生きしていました。全社員で修羅場を潜ったANAは、3年前よりはるかに強い会社になっています。物流は、これからの日本を支える基盤を担う産業、頑張ってほしい。
ANAがJALより優位性を持っているのは「航空貨物」の分野です。
確か、JALは航空貨物用の飛行機を持っていないと記憶しています。

ある意味、日陰者の身であって「航空貨物」がコロナ禍でANAを救いました。
JALより優位性のある分野での成長を図る目的があるのでしょう。
NCAは1978年の創立から2005年まではANAは共同出資者として名を連ねており、いったん出資関係から外れた時代もあったものの、2018年に整備関連のトラブルがあって以来再びANAとの業務提携を行う関係となっていました。またコロナにより航空貨物はリーマンショック後の過当競争状態から一転して好況となり、NCAはここ数年は「空前の利益」をあげているともっぱらの評判でした。当然そうそう安い値段で買収されるはずもなく、ANAはお金あるんだなぁ、というのが私の最初の感想でした。

ANAにしてみると、コロナにより旅客需要が大きく落ち込む中で経営の多角化がテーマとして打ち出されており、航空貨物についてもANA Cargoというブランドで展開してはいたものの、貨物型の777が2機ではどうしても市場シェアの拡大に限界があったことと、旅客型から改修した767が経年機であり今後置き換えが必要であったことなどから、この際NCAをまるごと買収してANAの事業ポートフォリオに組み込んでしまおうという考えがあったものと考えられます。

ですが航空貨物もそう簡単にバラ色の未来が開けているわけではなく、コロナ禍を経て世界の航空会社が同じように事業の多角化を図っていることから、再び過当競争に陥る危険性が大いにあります。そうした時には高コストの747を持っている航空会社は不利に働きます。

先日も北九州空港の滑走路延伸のニュースがありましたが、TSMCの熊本進出に代表されるように今後製造業の国内工場の新設が見込まれることから、こうした工場からの輸出入を担当するという見込みをもっているのかもしれません。
経済圏構想しかり、攻めに転じはじめてる感じがありますね⁈
日本郵船株式会社(にっぽんゆうせん、Nippon Yusen Kabushiki Kaisha)は、1885年9月29日に創立された大手海運会社である。三菱グループ(旧三菱財閥)の中核企業であり、三菱重工業とともに三菱グループの源流企業にあたる。三菱の創始者(初代総帥)である岩崎弥太郎によって設立され、1893年12月15日に株式会社となった。三菱金曜会 及び三菱広報委員会 の会員企業である。 ウィキペディア
時価総額
2.14 兆円

業績

ANAホールディングス株式会社(エイエヌエイホールディングス、英語: ANA HOLDINGS INC.、略称: ANAHD)は、東京都港区に所在する日本の会社で、航空輸送事業を主力とするANAグループの持株会社である。 ウィキペディア
時価総額
1.58 兆円

業績