【核心】日本の「発酵ビジネス」が世界一である理由

微細藻類は30万種ありますが、30種しかビジネスに活用できてないそうです。
菌も同じなんだと思います。
菌にしても藻類にしても、日本には未利用資源がたくさん眠っていると思います。
そういう未利用資源を有効活用し、少資源国日本から脱却したいと考えています。

環境問題の解決となるビジネスは、古くから使われてきたものからヒントが得られやすいのですが（使い捨てボトルの代替としてリユースびん、石油の代替としてバイオマス燃料　等）、「発酵」もその一つだと思います。

代替肉、代替牛乳、甘味料、保存料など、様々な分野の食品改革が「発酵」によって起こりつつありますが、「発酵」とみると体に優しい、腸内環境に優しい、と反射的に捉えられる日本人に馴染みやすいものだと思います。

以前、醤油蔵を見学した際に、違う菌（納豆菌など）が持ち込まれると大惨事になると聞きました。製造ラインや品質の管理がしっかりとしている日本だからこそ、発酵ビジネスが発展しやすいともいえそうです。

「麴菌で代替たんぱく質を作る未来」ですね。多くの食カテゴリーの中でも「タンパク質」のイノベーションは特に盛んである印象を受けます。

独自の麹菌技術を持つ日本は他国にはまねできない強いブランディング効果を作りだせるに違いない！！
こうなると大企業、中小企業に関係なく、
いかに高い技術力を持っているかがカギとなるでしょう。
「大企業の研究力ＶＳ老舗特有の技術力」どちらが優位になるか、楽しみです。

日本人としては、マイコプロテインは食べるのに忌避感を覚えないと思うが、海外だとその点どうなのだろう。チーズとか作ってるから同様の価値観なのだろうか。

記事にもあるように、日本酒や醤油味噌など、麹菌、使い方は幅広くあると思いますが、新しい料理や調味料として活用できる可能性はあるのでしょうか。それこそ宇宙空間や月面で上手に利用できるのであれば活用してみたいものですが、生体汚染が激しそうなので難しそうですね。