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マッカーシーは当初から台湾を訪問するつもりではいるが、それを牽制する形でカリフォルニアで会うという話にしようとしたが、それでもマッカーシーは台湾に行こうとするんだろうな…。蔡英文に会うのが目的ではなく、共和党に対して「オレも行った」と言いたいだけなんだから。
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ケビン・マッカーシー下院議長は、就任早々に超党派の「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会」を設立(365対65の賛成多数で可決)、委員長に対中強硬派のマイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州)を指名するなど、中国共産党にとってはやっかいな存在です。
「中国との新たな冷戦に勝利するために、経済を強化し、サプライチェーンを再構築し、人権重視を標榜(ひょうぼう)し、軍事的な威圧行為に立ち向かい、米国民の個人情報や知的財産、雇用の窃取を止めるための強力な政策が必要」だという明確な主張をしていて、保守系メディアへの寄稿で「中国による軍事的な威圧行為に関しては、台湾の自衛を支援し、ほかのインド太平洋地域の同盟国との関係構築を図る」と述べていることも知られています。
今回の会談も彼のこれまでの発言や行動の延長線上にあることは明らかで、中国は身構えるでしょう。戦略的に考えて、日本にとっては悪い話ではないと私は思います。
なるほどこういう折衷案できましたか。FTでスクープを飛ばしまくっている畏友のDemiとKathrinコンビのスクープだけに信憑性があります。野党だったペロシ氏と比べて与党のマッカーシー氏の訪台に「議会の独立」を盾に中国に説明をするのは難しい、と米当局者がこぼしていました。ただマッカーシー氏が訪台を断念するかは微妙でしょう。
台湾は米中間の攻防に巻き込まれたくない。それをレバレッジして自国の国益に繋げられるだけの体力もない。トランプ氏大統領当選後の蔡英文総統との電話会談、昨年8月のペロシ訪問。台湾当局者たちはいずれに対しても、「迷惑」「厄介」という反応でした。米国の内政、中国の野心。台湾にとってはどちらも「やめてくれ」でしょう。
前回、ペロシ下院議長が訪台した際には中国は台湾を超えて日本のEEZ内に弾道ミサイルを飛ばすまでに至りました。
それでも既定路線だった蔡英文ーマッカーシー会談ですが、どう反応するか。
>フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、中国の反発を回避するため蔡総統がマッカーシー氏を説得。台北ではなくカリフォルニア州での会談を要請したという

前回のペロシ訪台は米国の意思を一定示しつつ、下院議長の行為であり連邦政府(大統領)の意向ではないとしてバランスを取っていました。今回の会談計画は、下院議長が民主党のペロシ氏から共和党のマッカーシー氏に交代しても米国が台湾を支援するとのメッセージになると同時に、中国をいたずらに刺激することを望まない台湾の意向にも沿うものといえそうです。