【教えてプロ】ChatGPTの普及で大注目の「新職種」とは?
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「プロンプトエンジニアってどんな職ですか?」という問いかけに「そんな仕事なくない?」と真正面から答えてしまった記事です。プロンプトエンジニアリングの可能性と単独の職種として成り立つかは別問題というお話しです。全職種の方に大規模言語モデルの可能性を知っていただくのは良いことなのでぜひ触って調べてみることをおすすめします!
本記事には同意するところが多く、拝読して感じたことは、プロンプトエンジニア」と「コンテンツクリエイター」あるいは「呪文メーカー」は区別すべきだろうということです。
記事にあるように本質的な意味でのプロンプトエンジニアであるためには、AI/機械学習、自然言語処理の仕組みを理解する必要があると感じます。
というのも、GPTというアルゴリズムは何でもかんでも生成できる魔法AIなどではなく、その仕組みは大規模なデータとネットワーク、パラメーターをベースに、次にくる言葉を予測する仕組み、つまり一定の規則性と限界を持つ技術だからです。(研究者によってはそれを単純とし「技術的には大してすごいものではない」と大鉈を振られる方も…)
技術の評価は別として、技術的に実現可能な範囲を知っているかどうかは、プロンプトあるいはコンテンツ生成作業の効率と精度に大きく影響するものです。これはGPTに限った話ではなく、振り返ればEXCEL操作でより多くの関数コマンドを知っているか、四則演算のみでひたすらやり続けるかといったことにも似ている話ですし、業務内容を知っていればより適した成果を出しやすいということも変わらない話です。
結局のところ、技術を使うためにはその技術理解がある方が、その使用には有利になるということで、その必要性が使う道具によって変化するこはなさそうです。
さらに考えてみれば、その対象が人であっても同じことが言えるはずで、人を動かすためには、相手のことを知ることの重要性は、私たち自身よく知るところです。仮にAIがより人間の知能に近付いているのだとすれば、AIという相手を理解することの重要性が失われることはないはずです。話題のChatGPTに代表される会話型AI、実際に使ってみたら回答の精度が低くてがっかりした...という方は多いのではないでしょうか?
この精度を高めるのに必要なのが「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれる技術で、今、関連する仕事が注目されています。
今回の【#教えてプロピッカー】は、日本CTO協会理事でエンジニアリングの潮流に詳しい広木大地さんに、会話型AIの応用範囲を広げる取り組みの「現在地」を解説してもらいました。
(【#教えて編集部】【#教えてプロピッカー】の概要は↓)
https://newspicks.com/news/8002819/body/
「過度な期待」のピーク期らしい誤解が生まれているという指摘も含めて、今のうちに状況を正しく理解しておくと、ビジネスやキャリアの可能性が広がりそうだと感じる解説でした。ぜひ最後まで読んでみてください。
引き続き、コメント欄で【#教えて編集部】や【#教えてプロピッカー】宛てのご質問をお待ちしています!