車いすテニス国枝慎吾さんに国民栄誉賞、正式決定 パラ選手で初
毎日新聞
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『俺は最強だ』の国枝慎吾さんは日本テニス界を超え、世界のKUNIEDAの如くグランドスラム車椅子部門で男子世界歴代最多となる計50回(シングルス28回、ダブルス22回)優勝の記録保持者で、年間最終世界ランキングでは1位を8回記録。パラオリンピックでは金メダル4つ(シングルス3つ、ダブルス1つ)の成績です。超人的な存在力と実力でした。
>パラスポーツの社会的認知度の拡大などに極めて顕著な貢献をし、広く国民に夢と感動を、社会に明るい希望や勇気を与えた」と授賞理由
注目のコメント
国枝慎吾さんは日本を超えて世界のレジェンドとして認められています。国枝さんが成し遂げたとてつもない実績を振り返るだけで、彼が空前絶後の存在であることは明らかです。そして日本以上に世界のテニスプレーヤーから尊敬されています。2007年、まだ錦織くんが活躍する前のことですが、フェデラーが、日本人記者から「なぜ日本のテニス界から世界的な選手が出ないのか」という質問に対して「日本には国枝がいるじゃないか」と返したエピソードは有名です。国民栄誉賞では足りないくらいの存在です。
おめでとうございます。
先日の引退記者会見もすばらしかったです。
「メディアの前ではどうしても強気な発言を言わなきゃいけない。
弱音を言うとプレーにも出てしまうのもあって、言えなかった。
家に帰り、『もう無理だ、引退かな』とか、そういう言葉を吐き出せる場所があるのはすごく助けになっていた」
「俺は最強だと断言することで弱気の虫を飛ばした」
「やり残したことはない」
https://www.youtube.com/live/TCtmD8Mtlgg