新着Pick
73Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
日本語みたいな会社名で、明らかに日本食レストランへの供給も意識していますが、シンガポールに集まった多国籍の生化学者たちがつくった会社ですね。CEOはインド系米国人でしょうし。
https://umamimeats.com/about/

シンガポールはバイオテクノロジーの世界的中心地であり、シンガポール政府は世界各地のトップクラスの研究者や研究所を誘致するために多額の投資を20年以上続けてきました。
 医薬品開発なども、すでにシンガポールが強みを持つ産業ですが、細胞農業という新しい産業の先駆的拠点という地位も確立しようとしています。

政府主導による研究と起業のエコシステム形成の勝利です。

シンガポールの産業動向とバイオ医薬品エコシステムの展望
https://www.edb.gov.sg/ja/newsroom/news-library/industry-trends-for-the-biopharmaceutical-ecosystem-in-singapore.html

シンガポールにおける新手バイオベンチャーの胎動に思う
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082300012/092000003/
「国や地域によって、どのメリットが重視されるかは異なります。エリアごとの訴求ポイントを探りながらメリットを伝え、培養魚肉の優位性を知ってもらいたい。(中略)伝統を守るために意義のある存在であることを伝えていきたい」

海外進出する際にとても大事な視点。Sustainabilityを重視している国発の企業はどうしてもSustainabilityを訴求してしまうが、国・文化によってはSustainabilityよりも他の利点を訴求した方がいい場合もある。
利点の押し付けは他国展開ではうまくいかない。
ニホンウナギの漁獲量の減少傾向は、個体の減少によるものだけでなく、内水面漁業者の減少も原因のひとつであると指摘されています。

絶滅危惧種の保護という観点だけでなく、漁業者が減っている中でのニーズとのギャップを埋める観点、アニマルウェルフェアの観点(鰻をさばく際に頭を叩きつぶしたり、まな板に頭を串刺しすることがあることにシンガポール人の夫はショックを受けていた)、鰻の血清における毒素から取扱者を保護する観点、リーズナブルに鰻の美味しさを楽しむ観点など、様々な視点からのアプローチができるように感じます。
毎年うなぎの値段が上がっていると聞いていましたが、ニホンウナギは絶滅危惧種にリストされているんですね。日本のベンチャーにもがんばってもらいたいです。
ウナギの培養ではUMAMI Meatsのほか、元Beyond Next Venturesの杉崎真由さんが転職されたイスラエルのForseaなどもあります。
https://forseafoods.com/
日本には昔から「うなぎもどき」っていう精進料理があるのよね。

https://youtu.be/XOavRL2Tnaw
「培養肉しか食べたことがない」という子供たちが将来的には増えてくるんでしょうか。
個人的には、自分もベジタリアンに挑戦した経験から、ベジタリアンでも培養肉は食べれるのかが気になります。現状は、動物の組織を利用して培養しているので、食べることができないのでしょうか、、
日本に滞在したとか思い入れあるのかと思ってHP見たんですが、純粋にビジネスとして見ているようですね。もちろん取り組みは興味深いです。その昔、マレーシアで養殖ウナギ食べたの思い出しました。