LINEポケットマネー、新規契約数が消費者金融大手超え 貸付額は1000億円突破
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個人向け融資サービス「LINEポケットマネー」の累計貸付実行額が、1月末に1000億円を超えたと発表した。累計申込件数は150万件を超えている。
なるほど、LINEポケットマネー伸びてますね。という印象ではあるのですが、そもそも無担保型の個人消費ローン市場の規模がどれくらいなのか?という疑問が湧きますよね。
日本貸金業協会が公表している月次統計資料によりますと、2023年2月公表分の消費者向け無担保貸付の消費者金融による貸付残高は、2兆6447億のようです。
この規模感からすると1000億というのはまだまだに思えますね。ただ、150万件の申込数(成約数ではなく)に対して1000億ということは、一人あたり6万円を超えているのですよね。不成約を加味するともっと高くなると思われるので、1,2万のちょっとお金が足りないという使途だけでなく、10万円単位の借り入れも多いのだと考えられます。
消費者金融は、個人の生活資金の融通やお買い物といった用途だけでなく、個人事業主や中小零細企業の経営者の運転資金等、広い資金ニーズを吸収してきた歴史があります。
皆様、ご利用は計画的に。昔は資金使途が自由な消費性ローンについては、カードローン(ローン専用カードで借入や返済を行う)という商品区分で市場認知されていましたが、スマホや〇〇Payの普及と共に物理的な「カード」を必要としないカードローンのスタイルが増えてきています。
カードが送られてくる郵送期間や、お金の入出金時にATMを利用しなければならない等の様々なフリクションを解決する新しいスタイル、流行りの後払いサービス(BNPL)も含めて「スマホローン」とも言うべきジャンルのマーケットがどのくらい成長していくのかを頭の中で計算中ですw新規契約者数が大手3社を上回ったとか。以前もそういう発表はありました。気軽の借りられることから新規契約者数が増えている。LINE独自のスコアを利用しているとのことですが、審査が緩くなっていないか心配です。