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細菌やウイルスなどの異物(抗原)が体内に入ると体を守るために様々な「抗体」がつくられます。抗原には抗体と結合する様々な種類の部位がありますが、そのうちの1種類の部位だけに結合する抗体を特定して作り、クローン技術を使って増殖させたものがモノクローナル抗体です。(医薬品はその通り行くとは限りませんが)本来、特定の作用だけを期待される目的で作られます。新型コロナウイルス用の抗体医薬品にもこの技術が応用されています。

このモノクローナル抗体は応用範囲が広く、例えばがん化した部位に発現・存在する抗原だけに対するモノクローナル抗体に低分子化合物などの医薬品を結合させると、理論上は標的部位に医薬品を運びピンポイントでがん細胞を攻撃することができるとされます。このタイプの医薬品の歴史も25年以上あります。

米シージェン社は、疾患の引き金となる抗体を特定し、その抗体を作成する高い技術を有するバイオテクノロジー企業であり、がん治療のための治療薬開発に強みを有するとされています。

今回のようは報道がされれば、大きなプレミアムがついて買収価格が上がることが一般的です。受益者は誰かという視点でみれば買収されたくない側が「ただの噂」をリークしたのかもわかりません。実際に交渉に入ると守秘義務契約が結ばれ、交渉内容は出てこなくなります。

「火のないところに煙は立たぬ」だとは思いますが、今回の報道内容からするとこの買収への反対者の存在が見えるため困難が予想されます。財力が解決するかもしれませんが。
先ほどWSJがBreakingで送ってきたニュース。日本円にして「約4兆800億円」!!
「Pfizer in Talks to Acquire Seagen in Deal Likely Valued at More Than $30 Billion」(WSJ)
https://www.wsj.com/articles/pfizer-in-early-stage-talks-to-acquire-seagen-3f53309e?mod=breakingnews
昨年にはメルクが買収交渉とも報じられていました。
「米メルク、バイオ企業シージェン買収交渉 400億ドル規模=WSJ」(Reuters、2022年7月7日)
https://newspicks.com/news/7284551