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1997年からH5N1亜型、H7N9亜型鳥インフルエンザウイルスが家禽で流行しており、稀にヒトに感染し致死率が高い(30~50%)ことから問題になります[1]。
ヒトでの一般的なインフルエンザの流行が収まっていた時期である2021-22年シーズンは、家禽のインフルエンザ感染とそれに伴う大規模な殺処分が増えていました[2]。
そして、2022年シーズン(国内)において、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性の確認件数は、1道26県で194件(2023年2月24日現在;環境庁)です。

現時点では、ヒト・ヒト感染が容易に起こる状況ではありませんが、偶発的に鳥からヒトへ感染が報告された亜型が複数あり、さらなる変異が懸念されている現状です。

[1]日本医事新報 (5056): 35-36, 2021.
[2]インフェクションコントロール 31(11): 1142-1146, 2022.
(Yahoo!コメンテーターコメントの転載です)